師匠

大抵の人がそうであるように、

バス釣りのほとんどのことは、本などのメディアから学んだ。

あるいは、釣り場にいた上手い人を盗み見たり。。。

大学を卒業して、一人暮らしを始めた。

江戸川の近く。

ちろっと釣りから遠ざかってたけど、水の近くを選んだ。

とある日、なんとなく行った釣具店。

ビデオコーナーにヘンなタイトルが。

「常吉ファイル」

なんだろか。。。

つねきち　って読むのか？

よくわかんないけど、安いから買ってみた。

たしか、1250円だったような。

それが、村上晴彦さんとの出会い？でした。

バス釣りが、ややマンネリ化していた僕に衝撃を与えてくれた。

小バス相手に楽しそうに真剣に釣りしたかと思えば、

琵琶湖の浜にウェーディングして、でかバスをあげたり。

すっげ～楽しそう。

トークも上手いのだけど、

なにより　『釣り』　をしてた。

っていうか、

なんとなくアメリカのバスプロなんかの映像を見てて感じてた違和感がなかった。

キャスト、あわせ、やりとり、ランディングまで、

竿さばきが、バスプロのそれとは違ってた。

惚れました～～～。

僕の師匠であります。

もともと、ダイワのロッドやリールを使っていたので、

村上さんのプロデュースしたハートランドシリーズには即バイト。

楽しむ釣りを追求したロッドであるに違いない。

普通なら、手にとって、こんな曲がりかぁ。。。とか感触などを吟味してから買うもんですが、

村上さんのロッドはとりあえず買う。

んでもって、使い込みながら、

あ～なるほどね。。。　ニヤニヤ。。。みたいな。