地球温暖化で農業や漁業にダメージが与えられ、食糧のほとんどを輸入に頼っている日本に食糧危機がやってくるといいます。

 

2007年の国連「気候変動に関する政府間パネル」では、2050年にはアジア各地で1憶3200マン人が新たに飢餓状態に陥る可能性があると警告が出されています。

 

まず、農作物の問題があり、多少の温室効果は作物の成長を促すこともありますが、大幅な気温の上昇は作物の成長を阻害すると同時に雑草や外注の増加による悪影響を及ぼします。

 

実際、中国やインドなどでは、小麦やトウモロコシなど大幅な生産量の低下が予測されていますし、ほかにも各地で影響が出始めているそうです。

 

漁業への影響では、温暖化が進んで海面温度が上がるとサンゴ礁が悪影響を受け、南米沖の水産資源の分布が変化しているようです。

 

日本国内でも、海水温度の上昇に伴って熱帯や亜熱帯に生息する大型のエイ「ナルトビエイ」が増殖し、バカガイやタイラギなど二枚貝が食べられてしまう被害が出ています。

 

とくに九州を中心に有明海や瀬戸内海で被害が広がっています。

 

ほかにも、温暖化の影響と思われる被害は年々拡大していて、南極アキアミの減少や越前クラゲの異常発生による被害などがあります。

「釣りの醍醐味」「大相撲の醍醐味」「醍醐味を味わう」など、醍醐味という言葉はふだんよく使われています。

 

「醍醐味」は、他のなにものにも替えがたい本当の面白さ、ものごとの真骨頂を意味する言葉ですが、味とつくくらいなのでどんな味なのか気になります。

 

仏教の経典である『涅槃経(ねはんぎょう)』に次のような言葉が出てきます。

 

「善男子は、たとえば牛より乳を出し、乳より酪(らく)を出し、酪より生酥(しょうそ)を出し、生酥より熟酥(じゅくそ)を出し、熟酥より醍醐を出すが如し。醍醐は最上にて、若し服する者あれば、衆病皆除(のぞ)かる」

 

牛乳を精製したときにできる乳製品のうち、最後に出てくる最上のもの、それ「醍醐」で、それを服用するとどんな病でも治るというのです。

 

「醍醐味」というのは、本来はその醍醐の味を指しているものというわけです。

 

酪、生酥、熟酥、醍醐がそれぞれどのようなものをいっているのかは明らかではありません。

 

醍醐はバターやチーズの類いを指しているという説があります。

 

それによると、醍醐味はバター(またはチーズ)の味ということになります。

 

平安時代の医書である『医心方』では、牛乳からつくられた酥が健康食として紹介されています。

ファクシミリ(ファクス)は文字や画像などを送ることができます。

 

電話回線を利用しているのですが、電話線によってどうして文字や画像が送れるのでしょうかはてなマークはてなマーク

 

文字を書いた紙が電話線の中を移動している…なんて想像している人はさすがにいないでしょうけど。

 

どうやって送れるのか、不思議に思ったことがあると思います。

 

ファクスの仕組みは簡単です。

 

原稿をファクスにセットし、相手に送ります。

 

すると、原稿がファクスの中に取り込まれていき、送信側のファクスは原稿に光を当てて、反射光をセンサーが読み取ります。

 

紙の白い部分は反射光が強く、逆に文字や画像の部分は反射光が弱くなります。

 

その反射光の強弱を電気信号に変換して、相手のファクスに送ります。

 

受信側では、逆に受けた電気信号を光の強弱に変換し、もとの原稿の文字や画像を再生して、それをファクス用紙に印刷しているのです。

 

電話回線で文字や画像が送れるのも不思議ですが、そもそも声が送れるということも不思議ではないですかはてなマークはてなマークはてなマーク

 

糸電話のように電話線の中を声が通るわけではないでしょう。

 

これもファクスと同じで、声を電気に変えて電線に送り、再び声の形に戻したものが聞こえているんですよ!!

奈良県にある十津川村は日本一広い村クローバーで、面積は672.35平方キロメートルもあります。

 

集落としての歴史も古く伝統のある由緒正しい村なのですが、寺がひとつしかありません。

 

そのたったひとつの村である龍泉寺は1990(平成2)年に建てられたもので、龍泉寺建立前は十津川村に寺院がありませんでした。

 

しかし、じつは江戸時代には十津川村に50余りの寺があったそうです。

 

江戸時代はひとつの集落にひとつの寺といった割合で寺が存在していました寺

 

しかし、明治政府は神様の子孫である天皇の権威を高めるために寺院を弾圧する政策(廃仏毀釈)をおこないます。

 

この政策によって日本中の寺院で仏像や仏具が壊されて廃寺がどんどん増えていきましたが、僧侶や信者たちが反発し、農民一揆なども起こったので、政府は迫害を緩めていきます。

 

そして寺の再興が各地で進んでいきますが、十津川村では1871(明治4)年に仏葬制を廃止し玉置神社を郷社として神葬制で統一することが決められたため、寺を再興することはしませんでした。

 

住戸全部が神道という十津川村で120年ぶりに龍泉寺が再建されましたが、村には仏教の家庭がないので檀家はなく、住職もおらず、ただ管理人はいるので廃寺ではないのです。

 

 

 

 

梅酒は焼酎などに梅を漬け込んでつくられますが、店頭で販売されている梅酒の容器には梅が入っていないものもあります。

 

梅酒に使われた梅は、廃棄処分されてしまうのでしょうか?

 

国内大手梅酒メーカーのチョーヤ梅酒では、梅酒製造に使用したあとの梅を牧場へ運んで牛が食べる飼料にしているそうです牛

 

お酒に使った梅のいい香りに誘われて、牛はよだれをたらして食いつきます。

 

試験的に梅酒の梅を牛に与えたところ、体重増加率がよく最終的な肉の量が増え、しかも霜降りの入り方がよく、ほかの牛肉に比べて肉独特のくさみもなく、やわらかくておいしい肉になったといいますラブラブ

 

梅を飼料に使用している大阪・堺市の牧場では、出荷の半年前から漬け梅を1日最低1キロ食べさせています。

 

そして、「大阪ウメビーフ」というブランドを設立し販売しています。

 

出荷頭数が少ないため知名度としては全国にまでは広がっていませんが、大阪のデパートやスーパーではまずまずの売れ行きを示しています。

 

大相撲大阪場所の優勝力士への副賞として大阪ウメビーフを贈呈したり、大阪府主催のイベントや府内の市町村の農業祭などに参加したりしながら、さらに知名度を上げていくそうです目

サーキットといえば、自動車レースのための道路、ですよね。

 

レーサーでもない一般人が気軽に車で走行できるような場所ではありませんが、車が好きなら、一度はレーサー気分で疾走してみたい!と思うかもしれません。

 

そんな夢が叶う場所がありましたチューはーと

 

岡山県の人里離れた?山間部の美作(みまさか)市にある「岡山国際サーキット(旧称はTIサーキット英田)」。

 

1990(平成2)年にオープンしたサーキット場で、自分の車かバイクで乗り入れができ、誰でもサーキットの体験走行ができちゃうんです。

 

体験走行は、係員の運転するマーシャルカーの後について、1周3.7キロメートルのコースを2周走るというものです。

 

一部のレース開催日を除いて毎日行っているんだそうです。

 

乗用車なら自動車レーサーのようなヘルメットやグローブは必要なく、乗車定員まで同乗できるんだそうです。

 

ただ、マーシャルカーを追い抜いてはいけないという決まりは守らなくてはいけませんよ!

 

素人が好き勝手にサーキットを疾走するのは、さすがに危険なのでしょう。

 

サーキットが初めての人でも、F1世界選手権も行われたことがあるこのコースを走れるというのは、大変魅力的ではないでしょうか。

 

https://jiko-ask.com/search/pid:29

 

 

ニワトリはタマゴを産ませるために飼育されているので、飼われているのはメスのニワトリばかりですにわとり

 

ですが、将来的には養殖の魚もメスばかり…ということになるかもしれません。

 

魚においても、メスの方が利用価値が高いんだそうです。

 

理由としては、メスの方が成長が早かったり、大型にもなりやすいし、カレイなどのように子持ちのものが喜ばれたりするからですカレイ

 

メスばかり集めて飼うというだけならニワトリと同じですが、魚の場合には、バイオ技術ですべてをメスにしてしまうという方法がとられるんだそうです。

 

これには2つの方法があって、1つはホルモンを用いたもの、もう1つはタマゴだけからメスの魚をつくるものです。

 

ホルモンを用いたものは、まずメスの稚魚にオスのホルモンを与えて、〝染色体はメスのままのオス〟に変えます。

 

そうして、メスと交配させると、メス同士の交配なので生まれてくる子どもはすべてメスになるというわけとと

 

タマゴだけの方法は、まずガンマ線や紫外線で精子の染色体をすべて殺してからタマゴに受精させ、染色体を2倍に増やします。

 

タマゴの染色体が2倍になっただけなので、生まれる子どもはすべてメスです。

 

現代の養殖ではこんなことが行われているんです。

 

中華料理の高級素材「ツバメの巣」は、清の時代には、すでにフカヒレやアワビと並ぶ高級食材となっていました。

 

タンパク質と多糖類が結合したムチンが主成分で、当時から美容と健康によいとされ、清朝末期の権力者だった西太后は、連日のように食べたと伝えられています。

 

現在は、スープにして食べられることが多いですが、素材の値段は1グラムで1000円以上の値がついていることもありますびっくり・ピンクマ

 

食材のツバメの巣と、日本のツバメの巣は、まるっきり違うものです。

 

食用のツバメの巣は、インドやインドネシア、マレー半島などに生息するアマツバメの巣です。

 

アマツバメは「ツバメ」と呼ばれていても、日本のスズメ目のツバメとは系統が違う鳥です。

 

アマツバメには、抜けた羽根などを唾液で固めて巣を作る習性があり、とくに繁殖期になると、唾液腺が異常に発達して、粘性の強い、のり状の唾液を大量に分泌します。

 

その唾液だけで巣を作れるようになり、その巣が乾くと、白く半透明な寒天質になります。

 

また、アマツバメは、外敵が近づかないように、海沿いの断崖の岩場に巣を作るため、その巣を臭覚するのは命がけの作業です。

 

それに対して、日本のツバメの巣は、泥やワラを集めて作った者で、食材とはほど遠いシロモノですあせ

 

宇宙飛行士はちゃんと下着をとりかえているのでしょうか??

 

宇宙空間で長期滞在する場合は、水を節約するため、洗濯することができないそうです。

 

かといって、荷物が増えると、よけいなスペースを必要とするため、着替えを大量に持参することもできません。

 

そのため、宇宙飛行士用には、「宇宙下着」が開発されていて、その下着なら何日もはき続けることができます!!

 

日本人飛行士が宇宙ステーションに滞在したときも、そのタイプの下着を着用していたといいます。

 

その宇宙下着ですが、見た目は綿製の下着のようにみえますが、その繊維には銀イオン繊維や光電子繊維、それにマキシフレッシュという戦素材が織り込まれています。

 

銀イオン繊維には最近の繁殖を抑える抗菌作用があり、光電子繊維には高い保温効果があります。

 

また、ユーカリを原料とする繊維でつくられたマキシフレッシュは、汗の臭いのもとであるアンモニア成分をカットし、高い消臭効果を発揮します。

 

こうして、宇宙飛行士は、抗菌作用と保温効果があるうえ、何日はいても臭わない下着をつけて、宇宙空間での作業に取り組んでいるのです。

 

臭わないといっても、履き替えたくはなると思いますが……汗

 

トンボの特徴である大きな目ですが、よく知られているようにたくさんの眼が集まった複眼と呼ばれるものトンボ

 

眼の数はなんと1万から3万個というから驚きですね。

 

半球形の表面に、こんなにも膨大な数の眼がついていたんですね。

 

さらに、複眼の前方には3つの単眼もあるということで、トンボの目がいいというのも納得です。

 

15メートルから20メートル離れた場所にいる小さな昆虫でも、見逃さないほどの視力です赤とんぼ

 

近くのものも遠くのものもよく見えるのですが、それは複眼の上半分が遠視で、下半分が近視だからなんだそうです。

 

それに、複眼が半球形になっているというのも、視野が広がってよく見える理由の一つ。

 

だから、上下左右のものが同時に視界に入ってくるという仕組みです。

 

ただ一つの弱点というのが、真後ろです。

 

なので、トンボを捕まえるときは、そーっと後ろから、というのが良さそうです。

 

トンボはむかしから日本人にもなじみのある昆虫ですが、近年では水環境の激しい変化によってその姿を消しつつあるようです。

 

絶滅危惧種に指定されているトンボもいるんだとか赤とんぼ

 

トンボは前にしか進まないことから、「不退転」の精神を表すものとして「勝ち虫」とも呼ばれているそうです。