健康・うつ病について・2 | 猫さまと犬どのの読書日和

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 なんと比較的早くやってきました! 

 健康について考える・うつ病編第二弾!

 

 前回は主に食べ物によって改善や軽減を図ろうということで書いてみました。

 とはいえ、食事での効果が出るためには比較的時間が掛かったりするものです。

 

黒猫猫「しかし、食事や睡眠、運動は最も基礎的なものであり、蔑ろにすることはできないぞ」

犬犬「ふむ、猫さまは今日も真面目な感じでいくのだな。さっきまで昼寝をしていたのに」

 

今回は、自分ではなく自分の身近な人がなった「うつ病」っぽくなった時のお話です。

 

黒猫猫「今回はあくまでも軽度、軽い状態での話。予防のためにやっておくといいかもしれないな」

犬犬「自分に近い人物、例えば、親兄弟、配偶者、子どもなどに対してできることを考えてみるのか」

 

 以前治療をしている時に、統合失調症やかなり重いうつ病の人の皮膚の感覚は普通の人よりやけに敏感だったり、逆に鈍感だったりするということがありました。また、触った感じでも、ある部分だけ熱いのに、ある部分は冷えているなどの温度差もあったりします。

 これは、脳が興奮していると皮膚それに応じて反応を見せているのではないかと推測されます。ということは逆に、皮膚に何かの刺激を与えて、その緊張を取り除いてやれば、脳の緊張も和らげることができるのでないか? ということもいえるでしょう。

 多動症の子などが落ち着きを失った時に、身体を圧迫する(はさみこむ、包みこむような刺激)刺激で落ち着くことがあるそうですが、これもある意味皮膚への刺激ですね。

 

黒猫猫「脳の状態が皮膚に現れていると言いたいわけか」

犬犬「東洋医学的には脳は奇恒の府(きこうのふ)と言って五臓六腑にはカウントされない。関連が深いとすれば、髄を司る腎(水)だな。皮膚は肺(金)なので水の母が金で、相性関係(金生水)となる。つまり、皮膚を刺激して髄に影響を与えるイメージだ」

 

 問題は、どんな刺激を皮膚に与えたらよいのか?

 

黒猫猫「私は温熱刺激が好きだぞ。温かいしな、気持ちが緩む」

犬犬「一般の人は鍼を使うことができないだろう? ということは<かっさ>とか、いいかもしれないな。使い方によっては効果的だと思う。まあ、やる方は疲れるのだが」

 

 

 

 人間の皮膚に刺激を与えるのに適したものと言えば、なんと言っても人間の皮膚です(^^♪

 そう、つまりスキンシップをするといいのですね。

 もちろん、スキンシップと一口にいっても、一緒に遊びにいく、個人的な話をリビングでする……などではなく、しっかりと相手に触ることが大事なのです。

 もしあなたの親や兄弟姉妹が落ち込んでいたとすれば、マッサージをするとか、握手をするとか、背中をさせるとか、とにかく触れ合うことが大事です。

 配偶者や子どもであれば、抱き合ったり、イチャイチャしたりしましょう。最初は少しくらいイヤがってもイチャイチャを辞めてはいけません。

 服の上からでも効果がありますが、できれば皮膚と皮膚が触れあう形の方が望ましいですね。その方が、相手の状態をよく把握できるはずです。

 

 抱き合ったり、イチャイチャしたり、きゃっきゃっうふふな状態はかなり近しい人物ではなくてはできません。つまり、あなたにしかできない対処法というわけです。

 

黒猫猫「急に効果が出たりするわけではないが、かなり効果的な方法だな」

犬犬「そばに誰かがいると見えていても、触れていないと存在を感じない時があるな。触れ合わなければ、落ち着くことなどできはしないのだ」

 

 とはいえ、これだけでは何ですので、少しマッサージの仕方について書いてみたいと思います。もし、あなたがうつっぽい近親者を癒してあげたいと思いながら、マッサージをする時があれば参考にしてみてください(^^♪

 

 できるだけ薄い布越しor直に素手で触れ、皮膚表面を擦るようなイメージでマッサージしましょう。

 

黒猫猫「マッサージをするというと強めに押して筋肉を押したくなるが、今回はそうではないぞ」

犬犬「あくまでも皮膚表面の緊張を取っていくことが目的なので、浅く刺激を入れることが大事だ。擦りながら押していき、時間をかけて深くしていくのがいいぞ」

 

 時間的な目やすは相手の状態を見て決めますが、

 猫だったら五分~十五分

 子ども(小学生)十五分~三十分

 大人(体格や食べ物の状況、うっ滞の程度によりますが)三十分~

 

黒猫猫「もっとやってもいいのだぞ」

犬犬「犬の目安時間がないのだが?」 

 

 食事と睡眠、運動にプラスして、何か手だてはないのか? と思ったら試してみてくださいヾ(≧▽≦)ノ もちろん、それでもダメな時には病院へ

 

 

 第三回につづくかもしれない!