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前回のリーダーシップセミナーの続きです!

今日のセミナーで意思決定に関するヒントも得られました。意思決定とは何も特別なことではありません。人生全てが意思決定の連続だと言えます。それは何かのグループに属していない人にも当てはまります。また意思決定と言っても様々です。簡単なものから難しいもの、どちらかを立てるとどちらかが立たないような場合もあれば、工夫によっては両立できる場合もあります。セミナーの中でリーダーの理想像について、速くて正確な決定をするリーダーと、メンバー全員の同意を得てから決定をするリーダーのどちらが理想かというところで意見が分かれました。リーダーシップのタイプで言えば前者は権威主義型、後者は民主主義型です。私はセミナーを終えた今両方が必要だと考えています。時間がなくて早急に決めなくてはいけない場合は、リーダーによる速くて正確な判断が必要でしょう。このような意思決定をするためにはそれなりの訓練が必要だと思います。ただし時間が無い場合であっても、メンバーの意見を聞いたり、取り入れたりすることはできます。意見を聞くことと同意を得ることは違います。また後々、決めたことについて反論が出て、もう一度考え直すとなっては二度手間です。そのようなことがないよう、メンバー全員の同意を得るのが基本的には理想だと考えています。

最後に今回のプログラムのメインテーマであるソーシャルイノベーションとリーダーシップの関係について一言述べたいと思います。プログラム参加当初は2つの関係性がよくわかりませんでしたが、プログラムを終えた今、少しだけわかったような気がします。ソーシャルイノベーションとリーダーシップにはある共通点があります。何だと思いますか。それはどちらも問題解決能力が求められるということだと私は思います。ソーシャルイノベーションとは、ビジネスを通して社会問題を解決することです。またある組織を運営するとき、必ずと言っていいほど、何らかの問題が発生します。そのときに問われるのが問題解決能力です。問題解決能力=リーダーシップではありませんが、その中の大きなファクターの一つであることは間違いないと思います。セミナーで印象的だったのは、問題解決を考える際、なぜその問題が起きたのか、根本的に考えることが大切だということです。思いつきの応急処置だけでは根本的な解決にはつながりません。いずれまた繰り返してしまうでしょう。勿論、応急処置が必要な場合もあります。ただそれだけでは足りません。自分がこれから行おうとする対処が根本的な解決策であるかどうか、常に考えたいと思いました。
SIIS2013夏のプログラムに参加した中央大学2年の水野優貴と申します。8月26日に行われたリーダーシップに関するセミナーを受講して、私が感じたことを書きたいと思います。

セミナーでは最初にあるアクティビティを行いました。10人のメンバーが両腕を組んで1つの円になり、外側を向きます。そしてその状態でどこかに移動します。ただし誰も話すことはできません。私の場合、自分が向いている方向に進路がなかったので、特に自分からアクションを起こそうとはしませんでした。始めは周りに引っ張られて移動していました。少しして進む方向がわかったのである程度自主的に移動しました。それでも右隣の人と左隣の人のペースが違い、動きにくさを感じました。さてこのアクティビティからどのようなことを学べるでしょうか。

まずゴールを共有することの重要性です。どこに行くのか、何がゴールなのかをわかっていないと人は動くことができません。またメンバーがそれぞれ異なるゴールを目指していれば、チームとして成果をあげることはできません。ゴールが決まっていたとしても、2つの道があった場合、どちらかに統一しないとメンバーは困惑してしまいます。ある人はAで、ある人はBでとなってしまってはやはりチームとしては成果をあげられないでしょう。このようなことを考えると、リーダーにはやはり最終意思の決定が求められると思います。意思決定についての感想は後述します。

 メンバー全員が何がゴールなのか、どうやってそこに行くのかを把握していれば、リーダーが最初から最後まで全てにおいて指示をする必要はありません。基本的にはあとは間違った方向に進んでいないか、どこかに歪みができていないかを随時気をつけていればいいわけです。ただ歪みが生まれる要素はいくつも考えられます。今回のアクティビティで僕が感じたのはスピードによる歪みです。社会における様々な活動において、歪みが出ること自体は珍しいことではないと思います。同じゴールに向かっているとはいえ、ほとんどの場合においてメンバーが行っている仕事はそれぞれですし、能力にも差があります。その歪みがなぜ生まれているのかを理解し、それを解消することがリーダーには求められます。僕の経験上、仕事のスピードが遅く、周りに迷惑をかける原因の一つにモチベーションの低さがあると思います。これは自分自身の反省も含めてそう言えます。モチベーションが低いことにも様々な原因が考えられますが、いずれにせよリーダーにはメンバーのモチベーションを向上させる努力や技術が必要だと思います。リーダーたる人はこの点をしっかり押さえて勉強する必要があると思います。怠慢な人間のパフォーマンスを通常レベルに引き上げるのはmustですが、ある程度の成果を挙げているメンバーを励まし、更にパフォーマンスを向上させるのもmustではないでしょうか。

 ここまで自分が書いたことを読み返すと当たり前のことを書いていると自分でも思います。ただ、本当に基本的なことや大事なことを再確認できたことで、今後の人生において今書いたようなことに関する初歩的なミスを防げると思います。知っているのと、意識しているのではやはり違います。
続きはまた次回にかきたいと思います!
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こんにちは!
現在SIIS2013夏プログラムに参加者の川岡美穂です。

シアトルは都市と自然が調和した魅力的なところで、もうすぐ日本に帰らなければならないのがとても寂しいです。

そんな素敵な街、シアトル。しかし、そこには解決しなければいけない問題があることも事実です。
その問題の一つとして挙げられるのが食べ物、住む場所に困っている若いホームレスの人々。

観光地として栄えているダウンタウンでは、その現実を目の当たりにしました。

そしてホームレスという問題をより考えるきっかけとなったのが、SIISプログラムのオプションとして設けられていた「ROOTS(ルーツ)」という、若いホームレスを支援する団体の活動にボランティアとして参加したことでした。

このROOTSという団体は、シアトルのユニバーシティーディストリクトに住む若いホームレスに食事と寝る場所を提供しています。わたしたちは、寄付されたさまざまな食材を使って調理された料理をホームレスの人々に提供するお手伝いをしました。この体験は私にとって非常に価値のあるものになりました。

わたしがROOTSに行って感動したのは、団体の正規メンバーたちが深刻な問題に対して向き合う姿勢です。シアトルには、社会のために自分ができることはないか探している人々がたくさんいるということを知りました。

また、インターン先で「セカンドハーベスト」という日本で最初のフードバンク(まだ食べられるのにさまざまな理由で処分されてしまう食品を食べ物に困っている施設や人々に届ける活動をする団体)の理事長さんとお話しする機会がありました。その中で、日本にはアメリカに比べてフードバンクのような仕組みが浸透していないということを知りました。

シアトルで見たこと、感じたことを今後の日本での生活の中で生かしていきたいです。
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はじめまして!
iLEAP(アイリープ)元インターンの堀田哲郎、Hottyです。

みなさん、年に2回、アメリカのシアトルで大きなうねりが起きているのをご存知ですか?


~Social Innovation in Seattle, 通称SIIS~

このプログラムでは、ソーシャルビジネスや社会問題、NPO等に興味のある日本人学生がシアトルを訪れ、現地のNPOでのインターンシップやセミナーを通して、リアルな学びを得ています。

このブログでは、プログラム参加者それぞれがどんな学びを得たのか、どんな価値観の変化が起こったのかを、参加者自身が発信していきます!

Facebookやホームページではなかなか触れることのできない、プログラム参加者の生の声を感じて頂けたらなと思います!

ソーシャルイノベーションのシリコンバレー、シアトルより