昨日で司法修習生としての身分が終わり、今日から弁護士として登録されました。
働き始めるのは1月からですし、まだ弁護士バッヂも手に入れていないので実感は湧きませんが。
今日はお世話になった実務修習の裁判所と法律事務所にお礼とご挨拶に伺いました。
法律事務所では、修習中は通されなかった応接室に通され事務員さんにお茶を出していただき、なんだか「もう、僕はこの事務所に配属された修習生ではないんだなぁ」と少し寂しい気持ちになりました。先生も事務員さんもとても楽しく気持ちのいい方で、大好きな事務所だったので後ろ髪を引かれる思いです。
裁判所は民事は一人で、刑事は配属された修習生数人と一緒にご挨拶に伺いました。
部の部屋に久しぶりに入って裁判官、書記官さんや事務官さんのお顔を拝見して、なんだかとても懐かしい気持ちになりました。民事部も刑事部もどちらもそれぞれ多くのことを学ばさせて頂きましたし、楽しかった思い出も沢山ありました。特に民事部では色々と目をかけて頂き、少し自分に自信を持つこともできました。刑事部は部長が結構怖かったですが、終わってしまえばそれもいい思い出です（笑）
配属が一緒だった修習生とも久しぶりに会えて嬉しかったです。楽しい人ばかりでした。久しぶりにみんなで煙草を吸ったら懐かしくてちょっと泣きそうになりました（笑）。配属されている時、四人中三人が喫煙者だったので、こそこそと何かしらの理由をつけてみんなで喫煙所に煙草を吸いに行くのが楽しみだったので（笑）。またみんなで集まれたらいいなと思います。
一年ってあっという間でした。思えばもっとたくさんの人と積極的に関わっておけば良かったと思います。働き始めてからでも遅くないと思うので、この後悔を先に活かしていきたいと思っています。
帰り道で、今日から働き始めた同期に会いました。みんなそれぞれの道を歩き始めています。僕も感傷に浸るのはほどほどにして、新しいスタートを頑張ろうと思います。