8月は一周忌で
9月は暑さと体調不良で写経に行けませんでした
今日3か月ぶりの写経
10月とは思えないほどの気温
車で見たら車外温度30度になってました(多分実際は27℃くらいでしょうけど)
ふ~ふ~言いながら今日は階段で行きました
そしていつものしだれ桜ちゃんにも会えました
でもこの夏の酷暑は植物にもしんどいようで
葉先がちりちりしてまるでおばちゃんパーマをかけているよう
なんか親近感
気温は暑いのですが空はやっぱり秋空に代わっているような気がしました
すごく高くて気持ちの良い青
写経は私にとって息子に向き合う時間
そして自分自身とも対峙する時間
今日は少し涙ぐんでしまいましたが
いつもとは違いました
いつもは鼻水すすって写経の上に涙こぼしておろおろして
周りに迷惑かけているのではととっちらかっていました
でも今日はすごく落ち着いていたのです
自分でもびっくりするくらい…
これは俗にいう時薬?
ん~
たまたまなのかな
1年と2か月がすぎて
未だに息子のことを考えたり思い出したり
過去の自分を顧みると息子に対して
何もできていなかったのではないかと自責にとらわれたり
相変わらず忙しい心なのですが
うまく言えないのですが
このまま立ち止まっていてはいけないんじゃないのかと
本気で思いました
実は数日前
不思議なことが起きました
キッチン横のパントリーに私のパソコンが置いてあり
小さい小さい私だけの空間があります
そこにいるときにお鈴の音が聞こえたのです
ん?パパがお線香あげたのかな?と思いリビングに行くとだれもいない…
なんだろ?と思い
息子の前に座ると今度もはっきりとチリンと鳴りました
(お鈴目の前にあるのに)
でも音の出所が(方向)がわからない
疑り深い私(いやな性格…)は家電製品でこんな音するのあったかな、と必死で探したり
引き出しに何かタイマーが入っていたのか…と探したりしたけどなにもない
もしかしたら
息子?
とやっと思い至りました
普段から
他の天使ちゃんたちはいろいろな音を出してくれたり
合図をくれるのに
あんたときたら・・・・うんぬんかんぬん
文句を言っていた母なのに
いざ合図をしたらこれかよ
と怒られそうだね
すまん
あっ、でも息子かもと思ったらすごく嬉しくなりました
今まであちらの世界で辛くないかなしんどくないかなと心配ばかりしていたけど
なんだか
言葉で教えられたわけではないけれど
大丈夫だよ
って言われた気分
君はそっちで穏やかに過ごせてるんだね
そう思ったら立ち止まるどころか後戻りばかりしている自分が恥ずかしくなりました
あと少しこちらにいるだろう母を迎えに来てくれる時に
呆れられるより
頑張ったね(少しだけど)って迎えに来てもらうほうがいいかなって思えたのです
だからなのかな
今日の写経も落ち着いてできたのかな
そうだったら感謝です
息子よ
ありがとう
ママは少しずつ頑張るよ
でも1歩進んだら2歩後退する母だから期待はしないように
(今から出来ないときの予防線張るな!と怒られそう)
遺族の方たちのブログを読んで前向きな方、少しでも進んでいる方のブログを読んではなぜ私とはこうも違うのだろうと落ち込んでいましたがそう思うこと自体が違っていたのですね
10人自死遺族の方がいたら10人みんなそれぞれの事情、繋がり、思いがあるのですものね
なので
私はたくさんの自死遺族の方のブログで様々な場所に行ったり思いを共有したりさせてもらっています
ある時は山登りをしたり、キャンプに行ったり、デイキャンプで美味しいコーヒーを飲んだり(飲んだ気分)美味しい和菓子だったりクッキーだったりを食べたり(食べた気分)子供たちに遠足のお弁当を作ってもらったり(自分は料理が下手なので)
心がえぐられるような自責の念に共感したり、とめどなく流れる涙を流しあったり…と
この自死遺族のブログで
心の中を吐き出し
想いのたけをぶつけても
受け入れてくださる遺族の方々
感謝です
いつもありがとうございます
この場があるから今日まで頑張ってこれたと思います
なんだか最後のご挨拶のようですが
これからもまた長々と書くと思います
よろしくお願いします