想い | あいたい

あいたい

自死遺族(息子が自死で逝ってしまいました)として残された母のひとりごと。
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息子が亡くなってから自死に関する本を読み漁った。

どこかにこの状況を打破できる何かがあるのではないかと…。

 

それと

亡くなった人と話せるという本や

亡くなってから行くところについても…読んだ。

 

あぁ~

そうなんだと納得できるところもあれば

それだけは

違うような気がするというところも。

 

経験談を書いた本に関しては

薄皮をはぐように少しづつ少しづつ時間が癒してくれる部分と

ずっと持ち続ける部分、忘れられない部分があるのだとあらためて感じた。

 

私の願いは息子が苦しみも悲しみもないところにいて

穏やかに安らかにすごしていてくれることだけ。

 

でも

本によっては

自死(そこでは自殺と書いてあったが)は魂が救われないとか

地獄へ行くと書いてあるのをみると

もうどうしてよいかわからなくなる。

 

ほんの数行の言葉に打ちのめされる。

 

99良いことが書いてあっても

たったその1に心が砕かれる。

 

毎朝起きると

一番初めに

お線香をあげて

息子が今日一日悲しみも苦しみも感じずに穏やかに過ごせますようにと祈る。

一度

哀しいイメージがつくと

払しょくするのが難しい。

 

でもここにきて(みなさんのブログの中)

他の方の気持ちに接すると

みなさん

一途にお子さんのことを想っていて心がホッとする。

 

 

昨日呼んだグリーフケアの本の巻末に

亡くなった人と会える瞑想というのがあって

その作者さんが声で導いてくれるものだった。

 

 

心穏やかにして

その通りをイメージしたら

11歳の息子に会えた。

ただ

にこにこと笑っている息子を見て

そっと抱きしめた。

 

私の中では

その頃の息子が一番息子らしく幸せにしていたのだろうか。

 

終わってから

滂沱の涙と共に

少し

救われた気持ちになった。

 

うん、今は悪いイメージは持たないようにして

息子はお空の上でのんびり穏やかに暮らしていると思おう。

 

 

しばらくは

本は読まないようにしようかな。

 

でも

つい自死とか死後の言葉に敏感になってしまう。

 

 

読んで落ち込むなら

読まないほうがいいよ

 

って拓は言うよね。

 

 

でもkindle本って一度それ関連の本を購入すると

ず~っとお勧めにそのような本ばかり出てくるんだよね…困った…。