20日の東京外国為替市場の円相場はドルに対して反落し、1ドル=120円台後半で取引された。
午後5時現在は、前日比19銭円安ドル高の1ドル=120円80~82銭。ユーロは28銭円高ユーロ安の1ユーロ=128円88~92銭。
前日に米長期金利が上昇し、日米の金利差が広がるとの観測から、円を売ってドルを買う動きが朝方から優勢だった。国内輸入企業が決済に必要なドルを調達するために円を売る動きも出た。
市場では「休日を控えて、持ち高を調整しようと円を買う動きもあり、もみ合った」(外為ブローカー)との声が出ていた。