彩る花忘れぬため…神戸児童殺傷18年 | 国際そのほか速

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 彩る花忘れぬため…神戸児童殺傷18年


 神戸市須磨区で1997年に発生した連続児童殺傷事件で、犠牲になった山下彩(あや)花(か)さん(当時10歳)が襲われてから16日で18年を迎えた。彩花さんが通った市立竜が台小学校の校門前には、住民たちの手で花が飾られている。


  事件を忘れず、彩花さんの冥福を祈ろうと、地元自治会などでつくる「竜が台ふれあいのまちづくり協議会」(川原博司委員長)が、事件翌年から毎年、この時期に飾り付けている。今年は、パンジーやチューリップ、サクラソウの鉢が並べられた。


  川原委員長(76)は「痛ましい事件を二度と起こしてはならないと、多くの人に感じてもらいたい」と話した。