京都でも1800人名残惜しむ/トワイライト | 国際そのほか速

国際そのほか速

国際そのほか速


 京都でも1800人名残惜しむ/トワイライト


 JRの寝台特急「トワイライトエクスプレス」(大阪―札幌)の札幌行き最終列車が出発した12日、京都駅(下京区)にも約1800人の鉄道ファンらが詰めかけた。


  午後0時28分に列車が到着すると、一斉にシャッター音が鳴った。出発時には、「さようなら、トワイライトエクスプレス」「お疲れさま」とかけ声が飛び、鉄道ファンらが乗客に手を振って別れを惜しんだ。駅周辺の建物の屋上や陸橋から列車を眺める人もいた。


  滋賀県草津市の行政書士、寺田圭吾さん(61)は「私自身は乗れずじまいだったけど、10年ほど前に乗った母(96)が『本当に豪華で、ホテルで旅をしているみたいだった』と喜んでいた。最後の雄姿を撮影して、母に見せてあげるんです」と話していた。