男性と話をしていて、時々「聞くのに疲れる」「その話、退屈」という話題がありますよね。でも、男性は何も好き好んであなたを疲れさせようとしているわけではありません。そこにはちゃんと意味があるんです。ではどんな意味が隠されているのでしょう? それを知って対応すれば、意外と聞いていても楽しいかも。楽しそうに聞くあなたの印象もアップ間違いなし!
自慢話
自慢話は退屈する話題の代表格と言っても過言ではありません。「こんな有名人と知り合いなんだ」「あれが成功したのは俺だけなんだよね」「こんな賞をもらったことがある」などと始まり、モテ自慢、金持ち自慢、スタイル自慢、学歴自慢、果ては苦労自慢まで。自慢するのは「スゴイね」「偉いね」「頑張ったね」と言われたいわけで、子どもがお母さんに「聞いて聞いて!」とせがむようなもの。子どもなら可愛いですが、大の大人の延々自慢話は、聞く側は苦痛でしかありません。でも、それはそう自分からアプローチしなければ褒めてもらえないという、その人の現実があるからです。
相手はあなたに(母親のような)親近感を抱いている、そして好かれたいと思っている。甘えている。そう思ったら、「まぁいいか」と聞き流せるかもしれません。
それでも、その相手との交流などなくて構わないというのなら、不満をぶつけて席を立てばいいだけ。でも相手から好感を持たれたいと思うなら、笑顔で話を聞きましょう。聞いているフリで十分。あとは「さすがですね」「やっぱりできる人は違うな」と、うれしそうにしていればOK。あなたが笑顔でいるだけで、「自分はあなたを楽しませている」という充実感や、満たされる感覚があるのです。さらにその自慢話を逆手に取れば、便利君に。力自慢をする人なら、自慢するぐらいですから、これから重い荷物は持ってもらえばいいんです。
元カノ、過去の恋愛、昔のデート話
これらも、あなたにとっては全く興味がありませんよね。過去の話を語られたところで、浸っているのは相手だけ。こちらにはピンときません。これらも根本的にはモテ、恋愛慣れしているという自慢であることが基本的な理由です。本当にただの話題として披露している場合もありますが、意外といろいろなアピールも含まれている様子。
例えば過去の恋愛話を通して、自分の恋愛観を知って欲しいわけです。「恋人とケンカすると、どうしても謝れなくて……」と伝えることで、自分の性質や弱点をあらかじめ伝えておきたいんですね。…