南米人グループ7人を追送検 車上荒らし、11府県で524件 | 国際そのほか速

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 外国人グループが滋賀県内で車上荒らしを繰り返していた事件で、県警捜査1課などの合同捜査班は19日、グループが大阪や神奈川など計11府県で犯行を重ねていたとして、窃盗容疑でブラジル、ペルーの両国籍の男女7人(19~28歳)を追送検し、一連の捜査を終結したと発表した。県警は計524件の犯行を裏付け、被害額は2025万円にのぼったとした。

 追送検容疑は、平成24年10月~26年8月の間、県内や大阪、神奈川など11府県で、駐車中の車の窓ガラスを割り、現金やかばん、カーナビなどを盗んだとしている。動機について、7人は「遊ぶ金がほしかった」などと供述した。

 この事件で、7人のうち5人が窃盗罪で起訴され、有罪が確定。2人は家裁送致され、うち1人は少年院送致、もう1人は保護観察処分となった。