これはナイスアイデア…原子力発電所の「壁」のリサイクル方法が見事 | 国際そのほか速

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これはナイスアイデア…原子力発電所の「壁」のリサイクル方法が見事 

ドイツのカルカーに建設された高速増殖炉SNR-300は、日本の「もんじゅ」と同時期に運転する予定でしたが、反対運動やコスト増から一度も発電することなく1991年に計画中止となりました。

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その跡地となった冷却塔の外壁を、現在は別の目的で利用しているのですが、そのアイデアがユニークだと評価されています。

いったい、どうなっているかというと……。

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こちらが現在の冷却塔の外壁。

美しい山脈が描かれている!

さらに壁の前まで近づいてみると……。

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この、ぶつぶつしたものは、もしや!? 

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なんとフリークライミング用のウォールに転用されているのです。

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たしかにこの傾斜のつきかたは、クライミングにピッタリかも。

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挑戦する女性。

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実は敷地全体がカルカー遊園地として生まれ変わっていて、冷却塔のまわりはこんな感じになっています。(参照)

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壁の内側には、まわるブランコのアトラクションが設置されています。

本格運転することなく中止になったとはいえ、もともと高速増殖炉だった建物を、ここまで大胆に転用するとは驚きですね。

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