赤十字国際委総裁、日本に謝意「引き続き協力」 | 国際そのほか速

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 安倍首相は10日、赤十字国際委員会のマウラー総裁と首相官邸で会談した。

  首相は、イスラム過激派組織「イスラム国」による日本人人質事件が発生した中東で同委員会が人道支援活動を行っていることに触れ、「日本も飢えや病に苦しむ人たちへの支援に力を入れている。連携しながら支援をしていきたい」と伝えた。

  これに対し、マウラー総裁は日本の支援に謝意を示し、「引き続き、日本と協力していきたい」と応じた。

  一方、政府は9日、薗浦健太郎外務政務官をイラクの首都バグダッドに派遣し、ズィバリ財務相らに人道支援を継続していく考えを伝えた。薗浦氏は、火力発電所改修計画や下水道整備事業など総額約1084億円の新規円借款の供与を約束した。