米就業者数25万7000人増、市場予想上回る | 国際そのほか速

国際そのほか速

国際そのほか速

 

  【ワシントン=安江邦彦】米労働省が6日発表した1月の雇用統計(季節調整済み)は、景気の動向を反映しやすい非農業部門の就業者数が前月比25万7000人増えた。

  雇用の回復の目安とされる「20万人増」だけでなく、ロイター通信が事前にまとめた市場予想(23万4000人増)も上回った。「20万人増」を11か月連続で超え、米国経済の堅調な回復を改めて裏付けた。

  米連邦準備制度理事会(FRB)が事実上のゼロ金利政策を解除して利上げを始める時期について、6月以降の「今年半ば」との見方を後押ししそうだ。

  失業率は5・7%で、昨年12月(5・6%)からわずかながら悪化した。就業者数は、建設業や製造業、年末商戦の好調だった小売りなどで順調に伸びた。