新潟市長選、篠田昭氏が4選…三つどもえの接戦 | 国際そのほか速

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 新潟市長選は9日、投開票が行われ、現職の篠田昭氏(66)(無所属)が新人2人を破り、4選を果たした。

  篠田氏は4年前の前回選挙で、3期12年での勇退を公約に掲げたが、今年9月、東日本大震災の発生で環境が大きく変わったなどとして、経済界などに推されて一転、4選出馬を表明。これに対し、新人で前市議の吉田孝志氏(52)(無所属)と弁護士の斎藤裕氏(40)(無所属)は公約違反だと批判。また、市が市中心部で導入を目指すバス高速輸送システム(BRT)は無駄遣いだなどと訴えた。

  篠田氏は民主などの支援を受けたが、自民の一部支援を受ける吉田氏と、共産が支援した斎藤氏は、多選やBRTへの批判票も取り込み、三つどもえの接戦となった。

  投票率は40・57%(前回31・04%)。