ヨルダン在留邦人や渡航者に外務省が注意情報 | 国際そのほか速

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 外務省は30日午前、ヨルダンの在留邦人や渡航者に対し、政府関連施設や集会などに不用意に近づかないように求める渡航情報(スポット情報)を出した。

  イスラム過激派組織「イスラム国」とみられるグループによる日本人人質事件を契機に、イスラム国が拘束するヨルダン軍パイロットの殺害を予告していることが背景にある。

  ヨルダンでは、パイロットの救出を求める集会やデモが各地で開催されており、スポット情報は、「我が国に対する批判やデモに発展する可能性も排除されず、注意を要する」としている。

  これに関連し、岸田外相は30日午前の記者会見で、「本日は金曜礼拝が行われ、アブドラ国王の誕生日でもある。ヨルダン政府に対し、在外公館などの警備強化を要請する」と述べた。