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中村教授、故郷に錦…講演会場満員で入りきれず 昨年のノーベル物理学賞を受賞した中村修二・米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授(60)が受賞後初めて古里の愛媛県に帰り、2日、同県新居浜市で講演した。

  会場の愛媛県総合科学博物館は約300席が満員となり、入りきれなかった約300人は別室のテレビモニターで視聴。中村さんは、「米国では、今のスピードでLED(発光ダイオード)化していくと、2030年までには火力発電所30基分の省エネになる」と、開発の成果を強調した。中村さんは愛媛県に滞在中、県民賞や、出身の同県伊方町の町民栄誉賞などの贈呈式に出席する予定。