県連から公認申請を受けた党本部は同日、公認した。
田中幹事長によると、東京都連が19日、田中美絵子氏を東京15区で擁立しない方針を決定。同日、党本部から県連に、この決定について連絡があった。県連から党本部に出馬を打診してもらったところ、田中美絵子氏は「石川に帰れる状況であれば、帰って頑張ってみたい」と話したという。
県連関係者によると、前回衆院選でスキャンダル報道などが原因で石川2区から東京15区に国替えした田中美絵子氏に対して、2区の県連関係者には当初、強い反発があった。田中幹事長は会見で、「(県連内で)ぎりぎりまで調整した。骨を埋めるつもりで帰ってきてもらいたい」と述べた。田中美絵子氏は「2区に大きな迷惑をかけたので、時間をかけてでもおわびしたい」と話しているという。
田中美絵子氏は21日、公認申請の事務手続きのために来県したが、同日中に東京に戻ったという。25日に再び来県する予定。