あるインドの占い師さんが
書いていたのですが

結婚して子育てをすることは

ヒマラヤに籠もって修行をするのと
同じくらいの霊的な成長が
得られるのだそうです。

そこまで霊的に
高まったかどうかは
定かではありませんが

少なくとも、
独身の頃に比べたら

成長したことは確かです。

赤ちゃんは

自分の思うとおりには
泣きやんでくれませんし

話してくれませんから
何を望んでいるのかわからない。

だから、
原因はなにかを常に観察して
動かなければなりません。

赤ちゃんに何かあったときに

赤ちゃんが悪いんだ、とか
義母が悪いんだ、とか
ひとのせいになんかできませんよね。

おっぱいをあげられるのは
自分しかいない。

母親は自分しかいない。

だから大変なことや、
イヤなことでも
逃げたり出来ません。

人のせいにして
クレームばかりいれてたら

この人おかしいって
思われてしまいます。

子供が間違ったことをしないためには
叱らなくてはなりません。

見ない振りをしていたら
どんどんだめな子になっていきます。

叱るのは辛くて後味が悪い。

嫌われたりもするから
出来ればしたくない。

本当は好かれたい。
いつもにこにこしていたい。

でも、子供を思えばこそ
ほうっておくわけにはいかない。

だから意見をし、叱るわけです。

これと同じで

大切だと思えばこそ

知人たちや
まわりにいる人達のことも
叱るようになりました。

独身の頃は
自分のことだけで精一杯で

ひとのせいにしてばかりでした。

自分の思ったとおりに行かないと
すぐにふてくされていました。

人に嫌われないように
自分の意見は表立って言うことはせず
かげで文句ばかり言っていました。

正義感だけは
昔から強かったですが。

今は

言ったことやったことには
責任をとるつもりはありますし

嫌われてもいいという覚悟で
伝えています。

逃げたり誰かのせいにはしない。

相手がやったことをみて
勝手に評判落とせばいい
ほっとけばいい、なんてこと

私にはどうもできません。

そういう覚悟や逃げないということが
出来ただけでも
成長したのかなと思っています。