認定薬剤師のインターネット講座の中に
ボイスセラピーという講座が入っていました。
患者さんに安心して信頼してもらえる話し方について、
おなかから声をだす。
安定した声をだす。
声のバリエーションを広げる。
はっきりと発音する。
声に心をのせる。
相手の状態を想いながら話す。
という点から、
女性アナウンサーの方が講義してくれました。
その中で、鼻濁音の話がありました。
語中、語尾のガ行は鼻音になる、
接続助詞のガ行は鼻音になる、という法則です。
私は小学校低学年の頃、
音楽の先生から、鼻濁音で歌うことで、
合唱曲がより美しく聞こえるということを教えてもらって
鼻濁音を大事にしていますが、
地域によって使うところ、使わないところがあって、
さらに、もともと使われていたはずの東京や大阪が
たくさんの地域の人たちが集まってきたことによって
とくに若い人の間で消え始めている話をきいて、
寂しく思ってしまいました。
NHKのアクセント辞典には、
やわらかみを感じさせる特徴もあるため
共通語音として望ましいものであると書かれているそうです。
そして、鼻濁音を話すことで、
脳の血流量が増えて、脳が活性化されるんだそうです。
うちの小学生の息子にもたまに馬鹿にされますけど
おかあさんは、これからも鼻濁音を話し続けますよ。
