(>ω<*)☆♪Thank you♪☆(*>ω<)b
「サイニングタイム!」は、もともとレイチェル・ママが、聴覚に障害をもつ娘のリアのために生み出した楽しい歌と映像のプログラムなんです。
子供が生れる前からシンガーソングライターとして活躍していたレイチェル。
気分もうきうきする歌のなかにサイン(手話)を取り入れて、リアのお友達やその家族にも楽しくサインを覚えてもらおうと思ったのです。
少しでも多くの子供たちが、いくつかのサインを覚えて、リアと出会った時に「Hi, Friend, Play ハイ・・・フレンド・・・遊ぼう」と声をかけてくれたらいい、そんなレイチェルの願いが込められた「サイニングタイム!」。
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自身と家族の奇跡の物語を、レイチェルは講演会のなかで語ってくれました。
レイチェルのお話の内容を、こちらで少しずつご紹介してゆきますね。
動画は、こちらで紹介されています
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レイチェルとリアの物語(上)
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今からもう15年ほども前のお話です。
わたしは、シンガーソングライターとして、バンドで歌をうたっていました。お腹がこ~んな大きくなって、ギターが胸のあたりまできちゃうくらいになっても演奏を続けていたの。そしてリアが生まれました。本当にかわいらしい赤ちゃんで、バンドの練習にだって連れて行きました。
そして1歳の検診が訪れます。
先生:「視覚はどうですか」、わたし「良好です、床にあるものを何でも拾って食べちゃうくらい」。「では、聴覚は?」「…」。これは、わたしたち両親のちょっとした秘密だったのです。実際リアは、わたしのいうことにまったく耳を傾けていないようでした。
先生はさらに「パパ、ママとか、言葉を発しますか?」と問うので、「リアは、何も言いません」というほかありません。
そうなのです、リアをスーパーに連れて行くとします。周りの人が寄ってきて、「ハーイ!」って声をかけますよね。するとリアは、眉毛をあげて目を見開いて、口をあんぐりあけるんです。声もなし、息ももらさない。「リア、ハーイ!って言うのよ」と言っても、口をぱっくりあけるだけ。
その話を先生にすると、「15か月になっても言葉を話さないようなら、調べてみる必要がありますね」と言うのです。
そのときは、気にしすぎないようにしていたのですが、ある日、バンドの練習に行くために、母にリアを預けていったのです。戻ってみると母が、リアに声をかけてみなさいって言います。それで、リアの後ろから「リア~。帰ったわよ」と言っても何も返事がないの。9人も子育てをしてきたママは、それこそいろいろな経験をしてきたわけで、思うところがあったのね。(わたしは、9人兄弟の5人目なのよ!)さらに姉がCDをもってきて大音量で音楽を流してみました。ほかの子どもたちは、「わ~」って跳ね上がるわよね、リアを除いて…。リアは、ワンテンポ遅れてリアクションするの。ほかの子どもをまねているのです。
そして家にリアを連れて帰って、夫にその日のことを話してみました。夫は「君の言うとおりだ、リアは耳が聞こえないんだ」と言います。結婚して初めて、私の言い分が正しくあってほしくないと願った瞬間でした。
それで再び医者の所に連れて行って、さまざまな検査が始まりました。最後にABRテストをすることになり、1か月後に検査を予約すると言われました。1か月…。1か月も私たちの人生が保留されたように感じました。次に何をすべきか教えてくれるまでに、1か月もかかるのです。
…ABR(聴性脳幹反応)テストというのは、頭と耳たぶに電極を取り付けて、ヘッドホンから聞こた音への脳の反応を波形にして表すものです。結局、キャンセル待ちリストに入って、2週間後に検査を受けることができました。
寝ているリアを腕に抱きながら、書き出される波形を眺めている。まっ暗な測定値…。もちろん、わたしは技術士ではないから、見ても何もわからないんだけど、何も大したことが起きていないってことは予感できたのね。その日は医師は不在だったので、検査結果が通知されるまでにはまだ1週間かかりました。けれど、リアが聴覚障害らしいということは確かなようでした。
これが、わたしたちの“耳が聞こえない世界”への旅の始まりだったのです。
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レイチェルとリアの物語は、次号へ続きます。
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