秀丸マクロ, Word VBA, or the like -10ページ目

TermFetcherの紹介

これまで勉強会でのみ公開・配布し、ご好評をいただいていた自作マクロを、より多くの方に使っていただくために一般公開することにしました。

特に、特許翻訳やその他の技術翻訳では、専門用語や表現の統一が求められることが多いです。
また、どのような翻訳であっても訳ヌケは撲滅するべき課題です。

このため、訳出する前にSimply Terms等のソフトを使って予め原文内の専門用語等を決められた訳語に置き換えた状態で翻訳を進める方法があります。

例えば、日英翻訳の場合、和文を部分的に英語に置き換えた状態で、和文を英文で上書きするように訳出します。
これにより、専門用語や表現の統一がしやすくなり、また訳ヌケも効果的に防止できます。

しかし、実際に訳出する際に、日本語と英語では語順が大きく違うので、既に置換されている英単語をそのままの順序で使うことは出来ません。

文章の頭から英訳文を入力(上書き)しながら、後方にある英単語を現在の入力位置へ移動させる必要があります。

従来、マクロを使用せずに、この単語の移動を行うためには、カーソルキー又はマウスで対象とする英単語を選択し、その英単語をカット/コピーして、現在の入力位置へペーストするしかありませんでした。

これでは、置き換えられた単語を見ながら手でベタ打ちしたほうが早い場合が多く、かえって非効率的でした。

今回公開させて頂く秀丸マクロ"TermFetcher"は、マウスを使わず、且つ、少ないキー操作で置き換えられた単語を現在の入力位置に移動させる事のできるマクロです。以下の動画で基本的な動作を説明してますのでご参照ください。

↓↓↓↓↓このマクロの基本動作を示した動画です。↓↓↓↓↓↓


TermFetcherのダウンロードはこちらから