北朝鮮については昔からイライラするような疑問がある。あまりにも愚かな事が多すぎるから、とうとうここまで来てしまったかという印象がある。
1)大量破壊兵器のないイラクに攻撃しながらも、核開発をあきらかにしている北朝鮮を今まで攻撃しなかったのか。
2)中国が協力しないのが分かっているのに、無意味な制裁を続けて日米韓は自己満足してきたのか。
3)米国は同盟国の韓国と日本がかなり以前より重大な危機状態にあるのに放置してきたのか。
日本と韓国はもはや人質となった。まるで同盟国の観を呈していない。北朝鮮戦争が起こってもアメリカは傷つかないが、射程距離の日本や韓国は重大な結果を体験する可能性が高い。しかし日本が被害を受ければ、アメリカの日本が買っている国債や株が売られ暴落し、アメリカ経済は大きな痛手を受ける。世界経済は大混乱となる。
4)中国の愚かな対北朝鮮政策。中国には「飼い犬に手をかまれる」という諺が無いのだろうか?東京よ
り北京の方が北朝鮮からづっと近い。もはや北京も北朝鮮の脅しの対象となる。北朝鮮の国全体の人
口は2500万人だが北京市だけで2150万人いる。核攻撃の効率は圧倒的に北朝鮮が有利である。
本当に恐ろしい事である。こんな簡単なことも分からず、中国はなぜ北朝鮮の核開発を許してきたので
あろうか。本当に理解に苦しむ。
5)今まで石油メージャーや軍需産業のために戦争が繰り返されたが、賞味期限の切れた武器を処分するには北朝鮮戦争はあまりにも犠牲が大きい。賞味期限切れの核兵器はあまりにも危険である。
6)日本人の危機感の無さにはあきれる。こんな時にマスコミは森友とか真央の引退とかを一生懸命に報じている。3度目の被爆国になるかもしれないこの時に・・・
7)北朝鮮は核を絶対に手放さない。手放せば滅ぶと信じきっているから。戦争で北朝鮮が滅んでもイラクなどのように犬死はならない。反撃で多くの道ずれを出せれば本望だと思っている。中国の石油の禁輸でいっそう危機は高まる。それは日本が開戦に踏む出した理由でもある。精神分析的には「死の本能」が前面に出てきている不安な状態である。