志學館通信

志學館通信

木造二階建ての小さな学校 私立志學館からのお便りです。

 当私立志學館は、閑静な呑龍様の門前町の一角にある木造二階建ての学校です。授業の時間帯によって、午前部・午後部・イブニングクラスの三部構成になっています。各人の都合に合わせてコースを選択できます。大学受験は中学レベルからの学習も可能ですから学力に不安のある方は御相談ください。



 二十世紀青年からのメッセージ


二十世紀青年が二十一世紀青年に伝えたいことがあるのです。それは平和の大切さです。戦争を経験していない私が平和の尊厳を伝えることはあなた方にとって不可解なことでしょう。人が人を殺す世の中は私にはどうしても承認しがたいのです。人が人を殺すことには二つの意味があります。人が他者の命を奪うことと自らの命を絶つことの二つです。


1998年から我が国の自殺者は三万人を越えています。世界でトップクラスの自殺率は悲しい日本の象徴です。身近に死を思いとどまらせるような人的社会的資源や環境はなかったのでしょうか。死を選ばず四苦八苦して生きようとは思えなかったのでしょうか。戦後我々がなしえた高度成長は経済的物質的豊かさのみであって、精神的豊かさを育むには至らなかったのでしょうか。人が人を生かす世の中を今世紀の若者たちに提言したいと思う。


自らを省みて「人間如何に生きるべきか」の前に「一人でも多くの自殺者を減らすために私にできることは何か」と問い続け、次世代に自殺者が一人もいなくなるような日本を創造してはもらえないだろうか。むろん我々の世代でできることはすべてやるつもりです。 二十世紀青年より



私立志學館教師心得十カ条


心得一 教材研究を十分にすることで授業に余裕をもって臨むこと


心得二 礼儀正しく振舞うこと


心得三 教育は万能であると信じること


心得四 知ったかぶりはしないこと


心得五 日本と世界の平和を祈念すること


心得六 己の世界観を他者に押し付けないこと


心得七 生徒を独立した人格の持ち主として相対すること


心得八 人の痛みのわかる人間を育てること


心得九 人を生かす教育に全力を注ぎ生きる力を育てること


心得十 毎日幸福に生きること



 私立志學館少年ボランティアスクールからのお知らせ
学校に行かない行けない不登校児童生徒のための民間教育機関として私立志學館内に設置されあっと言う間に40年が経過しました。これまで小学生と中学生は授業料無料としてきましたが2011年から高校生も授業料無料となりました。サポーターの皆さんに深く感謝します。 

小学生学習科 午前9時から12時まで 
       主要五教科の指導
        授業料無料
中学生学習科 午後1時から4時まで 
       主要五教科の指導   
       授業料無料
高校生学習科 午前9時から午後4時まで
       生徒の希望する教科の指導 
       授業料無料

        代表 高橋


















































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































御自身の

命短き時となり

姉の命を

見守るために

住み慣れた家に

別れを告げて

身内には

涙見せることなく

一人旅立つ

 

 

 

 

 

父と母の念仏堂

兄が寺を継ぎ

父は残された時間を

信仰に捧げた

母との時間は

値千金

父と母の眺めた冬の庭

紅梅白梅そして紅葉

落ち葉を集め

新しい年を迎えたい

 

 

 

昨日の

夢のような

集いには

子や孫達が

全員集合

 

笑顔には

この世の幸が

溢れ出で

家族の喜び

いついつまでも