「丁寧な暮らし」は気持ち的に無理っぽいんで暫く保留にしたいと思います
そもそも「丁寧な暮らし」って?私の個人的なイメージとしてはEテレで夜やってるような、味噌とか一から手作り。菜園で育てた野菜で漬物を仕込んだり。重曹1本で家中掃除とか。着物をリフォームしてワンピース仕立てて。なんなら自家製無添加石鹸で全身洗っちゃう。みたいな手間暇惜しまない地球に優しいエコな生活だったのですが。……ムリ。かつては頑張ろうと思った事もあったけど、少なくとも今の私には厳しい案件です。一人暮らしだった頃から、本読んだり、講演会とかワークショップ行ったり、色々チャレンジしてみたんですよ。ビーガン生活(動物性の食品を一切摂らない食生活)とか。なんなら不食とか。靴下の重ね履き(シルクと綿の靴下を4枚重ねて履いて暮らす毒出し療法)とか。胡麻油でうがいやマッサージとか。アレッポの石鹸で髪を洗うとか。自家栽培のドクダミやミントの葉でお茶を作るとか。庭の梅の実を使い尽くすのにひたすら梅仕事とか。が。前半の4つは続けてればきっと何かいい事があったのかもしれないけど、私にはいろいろと(金銭的にも社会的にも)無理だったし、後の2つについても(最近までやってたけど)ここに至ってはやり続けることに何の意味があるのかわからなくなってきたのでした。普段のお茶は緑茶と玄米茶と紅茶と市販のハーブティーで十分で、手造り茶なんて飲む暇なくて結局はホコリ被って捨てるしかなかったし。梅も今年は豊作だったのですが、梅酒少しと梅ジュースを作ってもまだまだ使いきれない分が惜しくて「梅の昆布漬」とか「梅の醤油漬」なんか作ってみた挙げ句、食される事もなく(実は梅そんなに好きじゃないんで)ただその辺に瓶が並んでるだけという状態に。で、本題です(今頃!?)近所で趣味で本格的に野菜作りをしている親戚がいます。結構マメに作物を持って来てくれます。ありがたいです。少なくとも気持ちはありがたいですよ。けど、量が多いの。食べきれないくらいいっぱいなの。ネットで「◯◯大量消費」っての調べて、頑張ってやっと食べ切ったと思ったら次が来るの。今度は「◯◯保存法」っての調べて、干し野菜にしたり加工して冷凍したり酢漬けみたいな保存食作ったり。でも一所懸命やっても新鮮な野菜の方が美味しいから結局食べずに終わる。そんなに量食べられないのに、同じものばかり食べ続けたくないし。しかもそれだけならまだいいけど、私、いろいろな野菜に遅効性アレルギーがあるんですね。口にした瞬間「ウッ」となるわけではないけれど、食べたら遅くとも次の日には具合が悪くなるんです。少しならともかく、そんな野菜が大量にやって来たら……どうすればいいのか。もう何年も前から何度ももらってるのに、今更コレとアレは要らないとか言えないし。私はダメでも母なら食べるかなぁと1人分だけ調理して、残ったのは放置してるうちにカビ生えたりしてやっぱり捨てることに。そういうの繰り返してるうちにふと思ったのですよ。『……もう頑張らなくていいんじゃない?』くれた人に申し訳ないからありがたく食べなきゃ、とか。もったいないから捨てちゃうの禁止、とか。そういうの一切無しにして「食べたいモノを食べられるだけ食べる」んでいいんじゃね?体調崩してまで食べたり、どうせ捨てるとわかってて無理に食材の寿命を延ばしたりしなくてもいいんじゃね?捨てるのすごく罪悪感あるけど、自分を大事にする為にそんなのぶっちぎっていいんじゃね?というわけで、当分の間頑張るのはやめにしたいです。ちまちま食べもしない保存食作ってる暇があったら、その時間本読んだり片付けしたりしたいです。特に意味ないけど、ワンビル前(福岡市天神)のピクセルツリー。