夜叉猫の散歩道 -13ページ目

夜叉猫の散歩道

うん!
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「なぁ、カミサマっていると思うか?」

中学二年生の俺が、両親がケンカして離婚する三時間前に
小学五年生の妹、結(ゆい)に聞いた

「カミサマがいたら、こんなひどいことしないよ。」

泣きながら言う妹に、俺はこう答えた。

「意外とカミサマがこんな風に仕向けたのかもしれないぞ。」

その三時間後母に連れられ、俺は母の名字、"冴木" 悠牙になったんだ。



闇のなかに堕ちていく意識の中、そんなことが頭をよぎった。