thinking head
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ホームページ 制作

ホームページのリニューアルも終わって

ひと段落のきょうこのごろ


サイトの形は今回の手直しでひとつの山場を迎えた感じがする。


きっと、今が過渡期なんだろうな。

サイトも、仕事のスタイルも、取引なんかも


サイトは今後はそぎ落としていく方向に向かっていくのだろう。

よりシンプルに。



サービスと自己満足

工房に買いに来てくれる奇特なお客さんが時々います。


はるばる暑くて狭くて埃だらけの工房に来てくれるので

ありがたいし、嬉しいので、少しでもオマケしてあげなくっちゃ

っていう気持ちになる。


で、オマケの内容。

金額の端数を切ってあげたりするのだけど

もともとレジスターなんてなくって、電卓を手元で叩くのみ。

でてきた数字をお客さんに見せるわけでもなく

自分で適当に端数を切ってお客さんに伝える


余程端数まできっちり計算する人じゃなければ

オマケしてもらったことには気づかない。


たまに不自然にキッチリした数字になる時のみ

お客さんは気が付く。


こちら側の気持ちの問題だから、自分達が”オマケしてあげた”という自己満足でよいのかもしれない

でも、オマケもサービスと言えるのならば、相手に伝わらなければサービスとは言えないのでは?


商品に貼ってある値段シールも、はがしたり、そのまま包んでしまったり

その時々でいろいろだし、家計簿をきっちりつけている人でもない限り

家に戻って計算しなおすこともないだろう。


じゃあ、自分達がやっている端数を切って伝えることの意味は?


もともとそんなに高価な物を売っているのではないし、お客さんもオマケを期待しているわけではない。


じゃあ、小さな商品をオマケに付けてあげるのは?

これも、欲しくないものをもらっても単なる”試供品”にしか過ぎず、逆に迷惑になってしまう。


しかも、ネットで購入してくれたお客さんにはサービスしていない。


沢山あるサイトからウチを選んでくれて、信用して注文してくれるわけで

考えようによっては工房へ来てくれる人よりもありがたい。

でも、オマケはしていない。


う~ん、オマケって誰のため?

経営の視点

作りながら販売をしているので

”作り手”と”経営者”(ダンナとの共同経営ですが)

両方の感覚が必要になってくる。


でもこの2つって両極端で、

作り手っていうのは大概経営とか販売って苦手なものだったりする


だから、販売はそれが得意な取引業者にまかせて

儲けは減っても作ることに集中するっていうほうが楽。


いままではそうだったハズ。親方なんかの時代は


でも、今やネットの時代。


逆に、中途半端な業者に任せるよりは自分達が納得いく形で販売したい

っていう作り手も増えている。


そこで、作り手=経営者(販売者)になるわけだけで


いままでそれなりに本やサイトやブログを立ち読みしたりいろいろ知識を得てきたつもりだけど

なんとなく、勘みたいなレベルだけど

もう、いままでのやりかた、価値観、考え方で経営してちゃマズイんじゃないかな?

180°転換。


まだまだお金の世の中だけど

これがもし”物々交換”の世の中になったら・・・


そういう発想が必要かも。


お金にかえるなら、ちょっと誤魔化しはきく。

自分の作品=自分が欲しいものの金額

にならなくっても、欲しいもののほうが高かったらそれだけ貯金してから買えばいいわけだし


でも、ダイレクトに物と交換するとしたら

自分の作品に見合った価値・レベル・完成度の物しかやってこない


もっと良い物が欲しければ

それだけの作品を作る。

っていっても、気持ちのもんだい。

どれだけ作品に集中できたか、愛情がこもっているか

そういうこと。