桜吹雪の中で出逢い

陽炎に惑わされ

夕暮時に貴方を想って泣き

雪の中貴方を探し続けた



どれだけ時が経っても忘れられない

どれだけ多くの人と出逢っても

写真なんて一枚もないのに

貴方の顔だけはずっと覚えてる

誰といても どこにいても

景色の中に貴方を見る



出逢って幾年も重ね

初めて触れられた時から

誰と身体を重ねても

貴方の温もりを想い出す



記憶の底にしまい込まれても

ふと、想う

この世界のどこかで

今日も貴方は笑っているだろうか

今日も貴方は幸せだろうか

どこにいても 何をしてても

空が繋がっている限り

笑っていることを、

幸せでいることを

願う

あの時誓った想いは、願いは

まだ続いてる



桜吹雪の下の笑顔

陽炎の向こう、貴方の姿

夕暮時には横に寄り添い

雪の中私を暖めてくれた



愛したこと、愛されたこと、

ただ、同じ時を生きてたことが

途方もなく素晴らしかった



永遠に私の欠片であり

永遠に愛しいと想う人



永遠に