さて、
黒箱トミカを集めるにあたって、避けては通れないのが「香港トミカ」問題です。
「香港トミカ」は名前の通りで香港で生産されたトミカです。
1971年から生産台数や車種の拡大、生産コストの削減などのために香港の業者に下請けに出した時期がありました。
ところが、国内生産製品と比べ品質が大きく劣っていたたため、数年で生産を取止めました。
そのため、台数が少なく、えげつないぐらい高額な価格で取引されています。
香港トミカは
【10-1】ホンダⅧ360
【11-1】トヨタ スプリンター1200SL
【12-1】カペラ ロータリークーペ
【30-1】コルト ギャランGTO
【33-1】ニッサン セドリック
【42-1】ダットサン1300トラック
の、6車種。
11のスプリンターと、42のダットサンは、香港から持ち帰った金型を改修し、日本でも生産されたため日本製も存在しますが、それ以外のものは香港製のみとなります。
箱付きで美品となれば、何ヵ月もお小遣いを貯めないと買えないような高額なものも存在する香港トミカ。
よって全部集めようなんてこと考えるのは分不相応・・・・最初から諦めが肝心です。
ただ、ボロボロのジャンク物で良いので1個ぐらいは・・・・と、オークションで落札した1台。「トヨタ スプリンター1200SL」です。
こんなボロボロでもそこそこお高いです。
とても相方には値段は言えません。
<小さな愛車たちNo,178>
トミカ 11-1-① 1/59
トヨタ スプリンター1200SL
ボディカラー:Y(黄)
シートカラー:R(赤)
ホイール:1B
販売期間:1971年12月~1975年9月
香港トミカはハンドルが大きいのも特徴だそうです。
裏板にHONG KONGの刻印があります。