【バットレス構造の希少ダム】として以前記事にした「恩原ダム」
1月の訪問時には、雪でダム下に降りる道がわからず、堤体を正面から拝むことが出来ませんでした。
2020年6月3日再訪。
ダム下へ続く管理道路は立ち入り禁止、前回と同じです。
違うのは、今回は葉が覆い茂っていて堤体が殆ど見えないこと。
もう少し下流の駐車スペースからダム下への山道があるとの情報を貰っていたので、その駐車スペースへと思われる場所へ。
その駐車スペースのガードレールが切れたところに、下へ向かう山道らしきものがありました。
でも、くだったあたりにフェンスと立ち入り禁止の看板が見えてます。
やっぱりココも駄目なのか・・・・・・
ダメもとで降りていくと、分水設備のための立ち入り禁止用フェンスのようです。
フェンス横が通れるようになっていました。
立派な遊歩道(?)のようでひと安心。
そのまま進むと・・・・見えてきました。
洪水吐導流部の上にかかった橋を渡るとダム下に出ました。
やっと出会えましたね。正面からの恩原ダム。
立ち入り禁止になっていた管理道路はこんな感じに降りてきます。
山道(遊歩道?)から簡単にダム下に来れるのなら、立ち入り禁止にする必要ある?って感じもしますが。
・・・・・深くは関わらないほうが良い気がします。
バットレス構造って、廃ビルの窓とか無いやつに見えるよね。床版が無いだけ。
登録有形文化財の証
恩原ダム(おんばらだむ)
住所:岡山県苫田郡鏡野町上齋原
河川名:吉井川水系恩原川
型式:バットレスダム
(日本で現存するバットレスダムは6基)
堤高:24m/堤頂長:93.6m /総貯水容量:294.5万m3
1928年竣工の発電ダム。
管理は中国電力
現存する発電用のバットレスダムとしては最古と言われています。
※土木遺産、登録有形文化財に指定