野蒜保育所は、昨年の震災により被害に遭い、現在は「小野保育所」に統合して運営されてます。
4月1日から、依頼を受けて、野蒜保育所で作業をしました。
電動工具類を準備している代表。
依頼とは、「定礎石を取り外し、中に設計図などが入っていたら取り出す」というもの。
といっても、現代は形だけの定礎石も多くあるそうなので、取ってみなくては分かりません。
私は、今回のことで”定礎”について初めて知りました。
2トンのパワーゲートトラックを譲って下さった「尾引石材店様」からいただいた「コンクリートカッター」や「斫り機」も、おかげさまで大活用させていただいております。(仲介役の末永さんにも感謝してます。)
コンクリートカッターって、すごいですね~~
目地剤にカッターで切れ目を入れているところ
あとは、斫り(はつり)機で斫っていきます。
この頃、「思っていたより簡単に取れそうだね」と話していた私たち。
定礎石は、5点止めで、ガッチリ接着されていることが判明・・・
「やっぱりちょっと時間の掛かる作業だね~」と、思い直した頃w
震災後にしか見ていなくても、この保育所が素敵な建物であるのも分かります。
先生方も何度も足を運ばれていらっしゃった様です。
タイルの壁画は、カラフルで可愛いので、残せないのは残念ですね。
時間がある時に来て、他の作業も並行していたので、ここまでに4日掛かりました。
定礎石の周りを削ったら、中の接着面には、セーバーソーの長めの刃で、隙間から差し込んで切断します。
何か所か、切込みを入れた後で、バールを差し込んでみましたが・・・
5日の午後、プラスネオさんに、保育所児童の遺失物探しを手伝っていただきました。
児童の名前が書いてある物を探していたのですが・・・
なんと、現金が入ったケースを発見しましたΣ(・ω・ノ)ノ!
保育所のお金も、だいぶ流されてしまったと聞いています。
さっそく後藤先生に電話して見つかったことをご報告いたしました。
作業は、7日に「酒田さん」に引き継いでいただきました。
夕方、駆けつけると、見事に定礎石が取れていました!ありがとうございます。
さて、問題の図面などが、あるかどうか分かりませんが、とりあえず斫っていくことに。
酒田さん、廣瀬さん、お疲れ様です。ありがとうございます。
裏からも斫りました。
そこへ、花壇づくりに行っていた代表が到着して、
さっそくコンクリートカッターで切っていました。
代表、酒田さん、廣瀬さんで、交代しながらコンクリートに穴を開けていきました。
貫通したところ
表から見た穴。どうやら、図面の入った箱などは無さそうです。
頑張っていただいた廣瀬さんと酒田さん、ありがとうございました。
そして、お二人を写真撮ろうとしている代表w
玄関ホールの上を見ると・・・鳩∑(゚Д゚)
怪我でもしているんだか、近づいても飛んで行こうともしない。
でも、丸々太っていたから、とりあえず大丈夫かなw
改めて、屈強な男性3人w
廣瀬さん・酒田さん・代表、お疲れ様でした。