毎日ひまわりに面会に行っていますが、


胸にいくつも腫瘍が見つかり、病理検査の結果待ちとはいえ、


開胸手術をしても、回復できる体力がないだろうと言われた。


だったら、もう家に連れて帰ってあげたいと思う。


入院して4日目あたり、連れて帰りたいと申し出たら、


「今のところ、点滴と強心剤で、落ち着いてきたから、


それを外して家に連れて帰ったら、もたない」と言われた。


病理検査結果が出る週明けまで入院させて様子をみさせてほしいと医師に言われた。


食事がとれず、日に日に痩せていく「ひまわり」を見るだけで辛かった。





検査結果がでた。腫瘍だといっていたものは、癌ではないことが分かった。


レントゲンの結果、胸の水分はいくらか抜けているようだと


だが、管を通す手術を試してみたいと言われた。


手術をしたら、そのまま麻酔からさめないかもしれないし、


いずれにしても術後しばらくは入院しなければならないと・・・





「手術するか家に連れて帰るかの判断をして明日の11時頃来て下さい」と言われ


一か八かの手術より、家に連れて帰ることにしました。


今日(26日)午前11時に迎えに行ったら、


「退院の準備をするから、夕方4時半以降に来てくれ」と言われました。



夕方4時半に行きました。


ケージの中ではぐったりしていた「ひまわり」が、嬉しそうに歩いた。


でも、腰骨はくっきり分かるほど痩せてしまった。


清算の時。その金額にビックリ。


入院時に、4~5万かかるとは聞いていたけれど、


手術もしていないのに、約10万円の請求。


私、何度か費用について聞いているんです。


もし、手術したとしたらいくら掛かるかも聞いた時には


「割引しますけど、手術代2~3万、その後の入院費がプラス4~5万」


と言っていましたが・・・


手術する前の入院だけで10万円じゃ、手術したらどうなっていたことか・・・


何度も家に連れて帰るという私の言葉に対し、


今連れて帰ると死んでしまうと言って退院させてくれなかったのに、


今日、連れて帰る時に「ひまわり」は、車の窓から顔を出し嬉しそうだった。



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家に帰ると、我が家の匂いを確認して、隅から隅まで歩きまわった。


8日間出なかった大便もした。


お水も沢山のんで、大好きなチーズも食べた。


沢山撫でてあげたら嬉しそうに横になった。


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退院させてよかった。


こんなに歩き回れると思っていなかった。


お医者さんに言われ続けて、今日明日にでも死んでしまうのかと思った。


「あんまり苦しそうにしていたら、安楽死も考えないと可哀相」だと言われたが


家に帰ってきてからの「ひまわり」は、ずいぶん落ち着いている。


これも、点滴や、治療してもらったからこそなのだろうけど、


私と同様に、どうなってしまうのか「ひまわり」も不安な8日間を


過ごしていたのだろうと思う。



17日以来、私は動揺して泣くばかりで、代表や、


東松島に残っている彩ちゃんに、色々とお任せしたままで


すみません。



私が宮城に行けないので、ブログでのご報告も出来ません。



ひまわりの体調が良くなりますようにと、心配してメールくれた人たち、

ありがとうございます。



いずれにしろ、ひまわりは、今までのような健康体ではなく、


どうなるのか分からないけれど、今は側に居たいです。