今日は1月6日。ご降誕のイエス様に東から三博士が贈り物を運んでくる日です。
イタリア語でEpifaniaと呼ばれるこの日はクリスマス、元旦と続いたお祭りを締めくくる大切な行事です。
フィレンツェでも大聖堂の前にはたくさんの人が集まり、その様子を見守っていました。
12月のはじめに設けられたプレゼーぺ(イエス様誕生の場面の再現)はお人形ではなく、生きた人間。
本当にロバとか羊も登場です。
1時間半以上も待っても三博士たちは到着しません。
小さな男の子を肩車していたお父さん、「バールで一服してるんだよ」と、お茶目な冗談を。
やっぱりここはイタリア人です。
やっと中世の衣装に身を包んだ楽団と旗を持つ人たち、そして見事な衣装の貴婦人たちが。
そして最後に馬に乗った三博士たちが入ってきました。
これで明日からは学校も始まり、普通の生活が戻るのです。
電車の中でばったりあった父兄の会話「宿題終わりました?」。なかなか頭の痛い問題です。