日曜劇場 TBS 天国と地獄 9話の考察 ほぼ備忘録です。
9話では陸と奄美大島に向かった湯浅師匠が東朔也であることが判明し、逃亡中の日高と望月とフェリーのデッキで再会します。余命いくばくもない双子の兄朔也は望月が刑事とわかると、「自分はどんな殺され方してもかまわないからこいつ(日高陽斗)だけは助けられないか」と語った直後に発作を起こし、危篤状態に陥ります。一方警察は、日高のクレジットカードを持たされた八卷の攪乱作戦に翻弄されますが河原刑事は疑いの目を向け、幅を連れて望月の自宅(アジト?)に潜入します。殺人事件の証拠になる革の手袋、書類一式を発見した河原は奄美大島に向かいます。そして港で望月に逮捕された日高、河原に逮捕された望月の運命は?
という内容でしたが、双子の兄朔也の独白部分が切なく感動的で、頑迷な父親に翻弄された不遇な彼の人生に思わずもらい泣きしてしまいました。一方の日高陽斗も事件のいきさつを望月に告白し、余命宣告を受けた兄朔也が「クウシュウゴウ」になりたいと宣言し、世の中のためにならないのに法で罰することができない人間を成敗すると宣言し姿をくらましたと語ります。
日高によると、殺人の予告(歩道橋の数字)があり、渡されたリストから人物を特定し、殺人現場に行って現場の掃除をしていたとのこと。実際に会うことはなかったものの、犯人は兄の朔也だったと確信しているようでした。
ということで、運命が15分で天国と地獄に分かれた兄弟が一連の殺人事件の共犯ということで片付いたのですが、最終回は来週。まだまだ回収されていない疑問点が残ります。運命に翻弄された兄弟の美しくも悲しい殺人事件だったのでしょうか?
現段階では、
田所&四方事件→ 東朔也が犯人 日高陽斗が掃除 久米事件のみ東朔也の単独犯
ということになっていますが、果たしてそうでしょうか?
第一に、日高陽斗の証言には矛盾があります。
1) 最初の田所の殺人事件のときの足跡は1名分のみ。わざと足跡痕を付けた可能性もありますが、そんな余裕あったでしょうか?
2) Wordで作られたリスト? 父とのトラブルから偽名を使い暮らしていた東朔也なら、手書きのリストを作るのでは?
3) 殺人現場を初めて見たというなら、ボストンの連続殺人事件は?
兄の朔也の人柄から、どうしても連続殺人犯には思えないし、四方の殺人現場の逆さづりはいくらなんでもあの健康状態では不可能ではないでしょうか?
というわけで、私なりに新たな考察をしてみます。とんでもない可能性大ですが(笑)
1) 一ノ瀬事件の犯人は十和田 ただし存命。警察上部の密命を受け犯行を実行するが死体は別人。名前を変えて潜んでいる。
2)日高の証言の半分は嘘
アメリカで研究者をしていた日高はやはりサイコパスで、連続殺人事件の共犯。女装趣味のある二重人格者。
事件の容疑者になり逃げるように帰国した日高は洗剤の会社を立ち上げ、洗剤の勉強のために東朔也の偽名を語り特殊清掃業でバイトを始める。2018年に十和田のクウシュウゴウの漫画を手に入れた日高は兄の朔也と再会し交流を深める。
兄の朔也から余命が短いと聞かされた日高は絶望し、クウシュウゴウとなり「世の中のためにならない人間たちを葬る計画」を思いつく。
しかし、朔也の人柄では犯行に加担しそうもないと「警察組織から密命を受けており、実行しないとおまえたちを秘密裏に消すと言われている」と嘘をつき誘うが、兄は失踪。再び連絡が取れなくなりあきらめていたところ、歩道橋に数字が描かれる。日高の真の目的は四方。
歩道橋の2を見てパチンコ屋の田所と解釈し実行。後始末も日高本人。次の4は東父の人生を狂わせた四方と解釈し、望月と入れ替わった状態で犯行を行う。これで一連の殺人事件は終わりと解釈していた日高だが、万が一を考えて久米社長宅の下見した際に薬を発見し、時間がないと解釈する。久米社長は家族と住んでいるため殺人計画は中止。そのことを兄に伝えようと一晩久米宅に潜伏する。
リスト内に限定したのは、殺人計画にほころびが生じるから。厳密な下見をしないと証拠を残してしまう。会社の経営は続けたい。
来週の予告で望月が、「入れ替わった意味がない」と叫んでいたシーンが気になりました。
望月は日高の人間性を信じてしまい、自分を助けるために入れ替わったと解釈していましたが、実は。。。入れ替わった状態の身体望月でも犯行を実行したという意味ではないでしょうか?
望月の怒りが爆発した表情からは、日高に裏切られたくやしさがにじみ出ているような気がしました。
3) 日高と望月の入れ替わり話は信じてもらえるのか?
これに関しては、河原は細かい問題はあれどかなり優秀な刑事ですから、日高と知り合ってからの望月が人が変わったようだと勘づいていたし関係者の証言も取り、ドラマという前提で信じてもらえる方向になるのではと考察します。
そして、検察の取り調べに日高はすべての犯行を兄朔也が実行したと証言し、自らは犯人隠匿の軽い罪で送致され、一事不再理の原則を使い逃げようとしているのではと予想します。望月が矛盾に気づき、怒りにまかせて激走していたのでは?
なーんて。ほぼ妄想に近い考察ですが、少しでも当たっていることを願いつつ、最終回が楽しみです。