前回に続けて、学校の休校問題について記したい。

大学の講義についてTVでは、文系の教授や評論家がネット授業やオンラインで十分のように述べているが、これで本当に学力が付くだろうか、様ざまな教科があり、英語などは双方向化すれば場合によっては教室の授業より効果が上がることもある、ただしこれには受講者が同時に受講し、教師の質問に対して受講者が応答するシステムを構築しなければならない。これには装用の準備が必要で、急には対応できない。少人数のゼミなどはTV会議システムで対応が可能である。

私が問題にしたいのは、理科系の学部、学科の教育問題である。これらの一部の学科では、実技(実験、実習)が不可欠である。それも通常は3時限を連続してもうけている。実験や実習は繰り返して同じ操作を行うことで、技術を習得し、高い精度で再現することが可能になる。

このような教科は対面学習以外に行うことは不可能であり、夏休みを用いて集中的に時間数だけを当てることができるが、それでは身につかない、実験や実習は長いスパンで行う事によってのみ、身につく物である。これは大工や、指物師などの技能職似たような物である。きちんとした、実験の基礎手法を身につけておけば、その応用で、たいていの類似の検査や、分析は可能となる。

今、コロナウイルス の検査が進まない事に対して、検査技師が少ないことを言い訳にしているが、基礎訓練をきちんと行った関連学部の卒業生なら、感染症に対しする、注意と安全なウイルスを使った練習で4、5日でこのような検査をおこぬことが可能であるはずである。検査技師が感染したら笑い話にもならないが、非常時には特例で、人を求めることは可能と思われる。

 

ところで、何が問題かというと、授業時間数だけは基準に達していても、それでは、有用な人材を育てられない可能性が高い事を危惧するのである。

 

今回のコロナウイルス についてウイーン大学の研究者から感染者予測のシミュレーションが発表されていた。それによれば、接触をどれだけ減らせば収束するかも挙げられていた。日本とオーストリアは人口密度も異なるが、日本の全くデタラメなシミュレーションをしていた北大の教授とは全く異なる増加減少カーブを示し、かつ現在はそのカーブにほぼ従ってほぼ収まっているようでようである。