気づいたら入籍前日にブログ書いて放置してました。


気づいたら2ヶ月以上放置か・・・


この2ヶ月の間に、3回も佐賀に帰省した。

うち2回は、ずっと同居していたばあちゃんが往生したので、そのお葬式などで。

あと1回は、佐賀での挙式打ち合わせと、お義父さんの還暦お祝いと、ばあちゃんの七七日、うちのオカンの誕生日、近所婦人会のおばさま方に、嫁に行くのをお祝いしていただいた「お茶講(ちゃご)」。


↑これを、2泊3日で済ませてきた!(つうか、よくこれだけ重なったもんだよ)


あはぁ~。


なんかもうホケーとする週末がない。


平日は仕事と家事に追われ、週末ごとに結婚式のダンドリと打ち合わせ。


気づけばちょうど挙式1か月前。


大きなところはいろいろ決まってるから(だんどりよく進められてよかった)、あとは小さいことを決めていけばいいんだけど、、、この最後の「ツメ」が実は一番クセモノだったりして。


思えばダーリンと出会って、次の週末には結婚しようそうしよう!って決めて、

以来、ずっと結婚式のことばっか考えてきた。


ので、11月に式が終わったあと、もうダンドリとか考えなくてよくなるんだなぁと思うと

気力が燃え尽きやしないかと不安だ。


ほんとの日常はそのあとから、始まるのだなあ。我々の場合。


人生後にも先にも、こんなにたくさんのお客様をお招きして、ホスト&ホステスとして

おもてなしすることはないだろうから、シッカリあと1か月、準備しようと思う。ふぬーっ(鼻息)





独身最後の日になってしまった。

なってしまったとはずいぶん後ろ向きな表現だ・・・


結婚しようそうしよう、と口約束したのが1月。


結婚してくださいといわれたのが3月。これも口約束といえば口約束だね。


この間にすっかり荻窪の新しい住まいにも慣れたり、なんかちょっと家事みたいなことを毎日毎日やったり、結婚式場を探したり、指輪を買ったり、したのは、そうだな、結婚するためだったなと感慨にふけっているワケ。


うっひゃー、おらたち結婚するんだぜ~! 幸せ~!的なハイテンションは全然ない。


淡々といつもと同じような時間の経過があるだけなんだけど、2009年から2010年へ年が変わるときのあの雰囲気と似て、静かに「きょう」と「あした」は違うんだなと感じる。


見えない線を飛び越えて、後ろを振り返ると、もう戻れないね、みたいな。


戻りたいというわけじゃなくて、これまでのいろいろな出来事が不思議に絡まって、いろんな選択肢をより分けながら来た結果が「きょう」。「あした」からはまた、無限の選択肢と、見えない時間が広がってるのか・・・と、来し方行く末を思ったりして。


そういえばちょっと前に読んだ「日経サイエンス」に、「時間は実在するか?」という哲学的・数学的記事があって、途中からは難しすぎてようわからなかったが、考えさせられるおもしろい記事だった(と感じた)


最近、数学ブームなのだそうで。

私も、小1のとき繰り下がり引き算からつまづいたタイプで、大人になってから「数学っておもしろそうだな~」とうらやむタイプ。


つうことで明日から人妻ってことで。




昨日は下北沢へ、「ナナコガ」というミュージシャンのライブを観にいった。


私の地元・佐賀で活動している、三線とギターの男女デュオ。

ボーカル&三線のナナコさんは26歳とまだお若い。

ギターの古賀くんも、ナナコさんに「くんづけ」で呼ばれてるから同い年だろうか?


誘われたので「ふぅん」と思って聴きにいったけど、思いのほか、とってもヨカッタ。


うまい。


これから歳を重ねて、渋いミュージシャンになってほしいです。


そう、共演していた、南谷朝子&中川五郎さんのような・・・(→この方々も初めて聴いたけど、いわゆるアラカン世代のシンガーソングライターで、かなり好きなタイプの音楽でした)


今回のライブの発起人が、私のダーリンの友人だったため、打ち上げにも混ぜてもらった。


下北沢という土地柄、居酒屋の雰囲気、打ち上げ参加者もなんとなく自由人の多い感じ・・・

で、金曜の夜。


なんか、いい夜でした。


せっかくだからナナコガのお2人と、あと南谷さん&中川さんに、音楽のことを聞きたかったな~。

なんとなく遠くから眺めつつ、おとなしく飲んでしまった。


また機会があったら聴いてみたいミュージシャン。




日曜は、お友達の結婚式でした。


自分の結婚が決まってから参列するお式は、初。

キモチ的に、いろいろと、視点も変わる。


とっても大人なお式&披露宴で、心地よかった。

なんかもうキレイな花嫁さんを堪能して(笑)


こうして・・・人の幸せを、素直に喜べる感性を

私も持っていたのだったと、素直に嬉しい。


オチているときは、人の幸せがなんとなく羨ましくて

そういう自分の心にも嫌気がさすものだけど・・・


それにしても・・・今回の花嫁さんは、

私の探検仲間のひとり。みんなで地下探検に行ったり

山の奥地とかの変スポットにハイキングしたり

する仲なんだけど(2~3ヶ月に1回)。


なんとまぁ。そういう探検をはじめて2年ほどになるけど

この1年で、私も含め、みーんなパタパタと結婚しちゃった。


1年前にひとり。

先日、また、ひとり。

そして、今回の花嫁さん。

今年の8月は、私。


思えば、探検にゆく先々で、山を上ったさきの奥の院とか

洞窟のなかに祀られたご神体、お寺さん、などなど・・・

に、お祈りしてきた。だからかな!?


山の神様のお力か。などと、思った1日でした。



昨日は、披露宴会場の正式予約のために、会場へ再度、足を運んだ。


大きな公園のなかにある会場、3週間前に見学で訪れたときよりも、さらに緑陰濃く、気持ちがよく。

あらためて今は、一年でもっとも美しい季節だと思う。(春も真夏も真冬も、それぞれにイイけどね)


色とりどりのバラが咲いていました。


今後の予定表をもらったり、衣裳や美装のカタログをもらったり、予約金を支払ったり、しているうちに、実はけっこう慌しく準備を進めなくてはいけないことがわかったりして、2人で「何というか、・・・いよいよってカンジだのう」と頷きあったりして。


いよいよ、とか言うほど長い時間を一緒に過ごしてきたわけでもないのに、ヘンなの。


我々が打ち合わせをしている傍には、きりっと黒スーツを決めた“いかにも宴会営業担当”という風情の女性スタッフに連れられた、数組の式場見学らしきカップルが。ブライダルハイシーズンなのだね。


そのうち一組が、我々の親と同年代くらいの(に、見える)男女だった。


結婚する娘息子を持つ親が、見学に来ているのだろうか?

もちろん話している内容とかまでは分からないので、あるいは、結婚○周年のお祝い会?


夫婦ではなくて、クラス会の幹事かも。


しかし、ふと静かになったときに、

「ご披露宴では・・・」「ご両家ご親族の・・・」というお決まりの言葉が聞こえてきた。


そうやってみてみると、たしかに、少し年代は上に見えるけど、やっぱり雰囲気は「新婚さん」だった。


その、なんか慎ましやかな風情が、逆に初々しく、自分はとりあえず置いといて、目を細めて見ちゃったのでした。