今回はウェルドの縫い付けとアウターソールまでの接着です。

下の写真の茶色い帯がウェルドです。

後でアウターソールを縫い付ける元になります。


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中底に一度あけた穴に再度工具を入れて

アッパーに穴を開けロウ引きされた糸を

通します。きっちり縫い付けないといけないので

一糸入魂とばかりに力を要れ縫い付けます。

ウェルドを手で縫い付けるのでハンドソーン

(HAND SAWN=手縫い)日本語も英語も

そのままです。


ちなみに片足に縫い付けるのに

5時間から6時間かかりました。

一度穴を開けても針がうまく通らないことも

多々あり手間がかかります。


手間が非常にかかるので高級靴にしか

使わない技法なのであまり聞いたことが

ないかもしれません。


初めてということもあり一足そのウェルドを

縫い付けるのに10時間以上とかかりましたが

結構楽しかったです。


次に中底とアッパーを縫い付けたときの

段差を埋める作業に入ります。


シャンクというパーツを切り出します


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これをかかとの部分にくっつけます


するとこんな感じです



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前側は練りコルクを使い段差をなくします

練りコルクとはコルクの粉末を接着剤で

練ったものです


早速練りコルクを盛り付けます



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ちょっと汚らしく見えますがこんな感じです


その後裏側全体に接着剤を塗り

本底を貼り付けます



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だいぶ靴らしくなってきました。

かなり大きく切ってあるので

ウェルドの形に沿って整形します。


次回は本底とウェルドの縫製後の写真と

ゴム底の貼り付けです。




ライディングブーツの製作2


今回は中底の製作とアッパーの釣り込みです。


中底の製作


まず厚さ5mmほどの厚手の革を足型(木型)から取った

形で切り出します。

革が厚いので革包丁が刃こぼれします。


切り出したら縫い上げたアッパーを縫い付けるための

溝を掘ります。


さらに溝をほったらアッパーを縫い付けるための

糸を通す穴を先に開けます。

その前に目印になるマークを付けておきます。



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赤のしるしのところに穴を開けてあります。

これで中底の完成です。


次に中底を木型に釘で固定し

アッパーをつなげます。


そのままでは当然、木型にフィットしないので

ワニと呼ばれるプライヤーの変形したような工具で

アッパーを引っ張ります。

これを釣り込みといいます


かかとに芯を入れ釣り込み開始です。



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写真上部の銀色の工具がワニです。

これでアッパーを引っ張り、木型に

アッパーをフィットさせます。


つま先は先芯を入れるので

途中まで釣り込みます




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先芯を入れたところです。

裏革と表革の間に入れます。

これも木型にフィットさせるべく手で整形します。

※シンナーでやわらかくなっているので

手で簡単に作業できます。


乾燥したら表革を元に戻し

つま先を釣り込みます。


次回はウェルドの縫い付けとシャンクの取り付けです。



去年バイクが壊れ時間ができたので

以前から興味のあった靴作りに挑戦してみることにしました。


写真を撮り始めたのが途中からなので

製作記も途中からになります。


まずは採寸し足型を修正します。

私は左右で甲周りが1センチも違いました。


修正した型から型紙を起こします。


その型に基づいて各パーツを

革包丁を使い切り出します。


そして縫製します。

裏側も同じように作りますので

裏側のある靴はないものに比べ

倍の作業量になります。


いろいろ苦労しながらも

アッパーが縫いあがりました。


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真ん中の赤のベロの部分には通気性を考え

ポンチでひとつづつ穴を開けました。


ベロの部分は赤で派手に見えますが

そのベロの部分にひとつ黒いパーツが

かぶさりますのであまり見えなくなります。


チラリズムってやつです(^∇^)


次は中底の製作とアッパーとの釣り込みと

ウェルドの縫合です。