のんびり景色を眺めながら、船に揺られて3時間。
早目のランチを船のブッフェでとり、着いたらバスで遺跡を巡りながら、バンコクへ帰ってくるというプラン。
タイは雨季で、折り畳み傘は常にバッグに入れている。
雨は夕方ザッと降るというパターンだそうで、雨が降ると気温も下がり、『過ごしやすい季節』とガイドさん談。
街は年に一度のレイニーバーゲンだし、案外良い時季に来たのかもしれない。
アユタヤは街自体が世界遺産だそうだ。
独特の色合いの沢山の寺院。
物売りの子供は、白いブラウスにグレーのスカートと、制服のようだ。
学校が終わってからのアルバイトなのかな!?
50代の男性日本人観光客3人組の内のひとりが、物売りの子供から何かを買ったようだ。
当然、もっと買って貰おうと、少女は付きまとった。
暫くして、男は仲間の元に戻り、物売りの話を報告した。
『タイのコインは穴が開けいているものがないから、50円玉を入れてやったんだ』と、得意気だ。
少女にとっては、あめ玉の価値すらない50円玉。
同じ人間として、日本人として、恥ずかしく、少女に対して申し訳なく思った。
せっかく世界遺産を観に行ったのに…。
結局、傘を出す事もなく、綺麗に手入れされた庭園を歩き、仏像に手を合わせ、高い搭に登り、バンコクへ帰った。
夕食付のツアーだったから、タイスキ屋へと向かった。
あの50円玉の男たちと同じ鍋の物を食べるなんて、絶えられないと困っていた。
しかし、心配するまでもなく、お店の人が調理から取分けまで全てやってくれるシステムだった。
良かった♪





