な~んだ、そんなことか
目の前でされた手品で、
どんな不思議な奇想天外なカラクリが張り巡らされているのかと勝手に期待し、種明かしをされると
「な~んだ、そんなことか。」
心当たりはありますか?
よく、中国拳法達人の真っ白いヒゲの老人が、弟子に言います。
達人「お前にはまだまだ教えん!!」
弟子「どうしてですか師匠!奥義を教えてください!!!」
達人「お前には100年早いわ~~!!ちょわゎ~~~!!!」
バシッ!!←弟子殴られる。
よくある映画のワンシーンですね。
弟子はなかなか奥義を教えてくれない師匠に苛立ち、なんて強欲ジジイだと腹を立てます。
弟子は掃除、洗濯と扱き使われ、ダンダン思い始めます。
「もしかして、こいつ教える気ないんじゃね~の?!!」
そして弟子は教えてくれないんなら、自分で極めようと夜中にコッソリ練習します。
「あ~でもない。こ~でもない。ブツブツ・・・・。」
「あの時、師匠はこうやってたな。腕の位置はもうちょっと上かな。ブツブツ・・・・。」
「うん、この方がしっくりくるぞ。でもここはどうしたら、、、。ブツブツ・・・。」
「おっ、わかってきたぞ。ということは、ここはこうだな。」
「でも、これはいくら考えてもわからないな。。くそっ!」
弟子の夜中の秘密特訓は続きました。
そんなある日のことです、弟子が薪割りから帰ってくると、森の中最強の野生殺し屋グマに師匠はやられて
いました。師匠の奥義をもってすればなんてことないのですが、お酒の飲み過ぎで師匠の内蔵はボロボロになっ
ていました。
師匠 「む、無念。」
やられる師匠。
あ、もうちょっとで終わるんでお付き合いください。
「師匠!!!!」
駆け寄る弟子。
「くそ~、殺し屋グマめ。」
バシ!!←速攻負ける弟子。(弱すぎ。)
クマ鋭い爪が弟子の息の根を止めようとしたそのとき、弟子のボロボロの体は本能的に自然と奥義を放とうとし
ていました。
そこで瀕死の師匠が最後の力を振り絞って叫びました。
師匠 「○○だ~~~!!!」
弟子「そ、そうか。そういうことか!!殺し屋グマ!くらえ奥義 <何駄村奈事化拳> !!!!!]
放たれた拳はクマの腹を突き破り、満身創痍の弟子も、その場にドサッ!
弟子「そうか、そうだったのか。。。」
宿敵殺し屋グマを倒した弟子は、また次の戦いを求めてこの地を後にしたのだった。
完
なんのこっちゃ。ですが、すごく重要なエピソードです。
考えてみてください。もしあの時、一番最初の段階で師匠が弟子に簡単に奥義を教えていたとします。
弟子 「師匠、奥義を教えてください。」
師匠 「わかった。お前に奥義を教える。奥義は、、、○○だ~!!!」
弟子 「は??なにそれ?お前何言ってんの?」
師匠 「・・・・」
で終わったはずです。
弟子からしたらまさしく「そんなこと」です。
奥義を教えて欲しいのにこの人は一体何を言っているんだ。と弟子は思ったでしょう。
度肝を抜く人間離れした神業や抜け道や方法など存在しません。
大事なのは弟子の秘密特訓があったから、師匠の言う意味が理解できるようになったということです。
「な~んだ、そんなことか」が口癖の人がいます。
これは本人にとって非常にもったいないことをしています。
こういうタイプに多いのは、自信のない人に多く見られます。
理由は簡単です。大したことがない。と思いたいのです。
周り(相手)を下げることによって自分の位置を上がっているように錯覚したい訳です。
あれぐらいたいしたことがない。やろうと思えば自分でもできる。と思って安心したいのです。
大事なことは、種のカラクリの複雑性ではなく、その種を使って実際に行動し利益を上げることなのに。
大事なことは、それができるかできないかではなく、やったかやらないかです。
あなたの周りに「な~んだ、そんなことか。」が口癖の人はいませんか?
あなた自身?!
それはまずいですね~。
そうしているとどんどん「おれは、やったらできる。」と言ってごまかしてなにもできない人になってしまいますよ~!!
じゃあここでマインドイノベーションしましょう!!
①評価する基準(ポイント)を変える。
つまり、今のあなたの「すごい!」と思うポイントを変えてあげる。
自分が出来る出来ないの基準(can)ではなく、実際にしたことにたいして(do)評価をし、重要だと考える。
なぜならば、やろうと思えば出来るのは誰でもだし、当たり前だから。
重要なのはCAN→DO
口癖を意識して「な~んだ、そんなことか」から「すごい!」に変える。
これも重要です。人間は意識しないと自分を変えられません。形から入るのです。
マインドイノベーション③
「な~んだ、そんなことか」を辞める。