映画で見る本当の悪魔祓い (1) 「エミリー・ローズ」 | アルプスの谷 1641

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1641年、マレドという街で何が起こり、その事件に関係した人々が、その後、どのような運命を辿ったのか。-その記録

 

こんにちは。本編 「アルプスの谷1641」 第二部が始まるまで、

 

「人間と悪魔の闘いは続く・・・」 と題して、幕間記事をお届けします。

 

( 本編第一部を最初から読む )

  

 

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 今回は、映画「エミリー・ローズ」について、少しお話させていただきます。

 

アルプスの谷 1641

 


 個人的に映画そのものは、恐怖映画であるような無いような中途半端な出

 

来だと思いますが、問題なのはこの話が実際の出来事に基づいて作られてい


るという点にあります。 その意味では非常に考えさせられる内容となっています。

 

 それは、ドイツ人女性、アンネリーゼ・ミシェル (Anneliese Michel 写真左) の

 

身に起こりました。彼女は悪魔に取りつかれ、カトリック司祭による悪魔祓い

    

が行われました。が、結局、1976年7月1日、23歳の若さで亡くなります。

 

 その後、彼女の両親と司祭が、アンネリーゼを見殺しにしたという理由で

 

起訴されます。映画はその裁判を追う形で進められていきます。

 

 これ以上、書くとネタばれになってしまいますので、あまり詳しくは書きません

 

が、最後にアンネリーゼが自らの肉体を悪魔に渡す驚愕の理由が語られます。

 

(自分には奇異な論理であるように感じましたが、キリスト教徒であれば、これで

 

納得するのでしょうか)

 

 この事件について知ってもらうことは、アンネリーゼの願いでもあります。

 

興味のある方は是非、神父たちの判断が正しかったのか、間違っていたのか、

 

みずから考えてみることをお勧めします。

 

以下に関連する動画をご紹介します。


 
2007年 ポーランド()で作成されたドキュメンタリー。 (日本語字幕付き)

 

アンネリーゼ・ミシェルのエクソシズム (1) (2) (3) (4) (5) (6)