いつも足を止めるのは更待月雲ひとつない夜空に浮かぶ月。息を呑む。頭に浮かぶのは、あの人やあのこの顔、顔、顔。ねぇ、この月見てる?遠く離れてても、近くとも会うことが叶わなくても、同じ空見てるよね。今紡がれなくとも、同じ空の下にいるよね。