予定通りきっちり一カ月間入院。今日退院。

 

もっと早く退院できると踏んでたんだけど、骨折って時間をかけるしかないらしい。

 

どうも怪我に対しての見積もりが甘いのよね。

その一例

①救急診療後、なんたって帰ると帰宅 → 無理だった(入院決定)

②入院は2~3日で退院するつもりで会社に連絡 → 無理だった(入院期間1カ月)

③先生に1カ月と言われた後も1週間くらいで退院するつもりだった → 無理だった(まだ歩けない)

④松葉杖で歩けるようになったから退院を迫ってみた → 無理だった(「思ってるより重症ですよ」と窘められる)

 

結果安静に過ごすしかなかった。

 

落ち着いて考えると、入院することになったのは思し召しのようだ。

何かの力が働いたと思わざるを得ないほどに、必要な強制リセット。

 

まず酒とたばこと睡眠薬に完全に溺れていたのが強制終了。

もう、体壊すのも秒読みだなと破れかぶれになりながらも止められなかった。ほんとに危なかったと思う。

 

そして、強制休職。

そもそも溺れたのが仕事から目を背けるためだったわけで…

あと少しだし頑張らねばならないと歯を食いしばっていた。


骨折して、身体は痛み思うように動けないのに、心はどんどん健やかになっていくのがわかった。

退院が退職に間に合わないのは、ラッキーなのかもしれない…と、

「ちゃんとやらなきゃ」と踏ん張ってた糸が切れる。

 

結果として退院までは保険を使わせてくれると退職は延期となった。

ありがたい反面、一刻も早く辞めたいと再認識。

退院後に大量の業務が手付かずのまま丸投げされる模様で、

組織として成り立ってないじゃん…と愕然とする。

 

せっかく凪いだ心がまた波立ってる。

 

でも本当はどこでどんな状況だろうと、

感情や妄想に振り回されることなく心が凪いでいるのが私の目指すところ。


そんなこともゆっくり考えた。


ここ数年、ずっと思考停止してた。


だからこその今。この不甲斐ねぇままの私。



ってまた肩に力が入るので、シンプルに、自然体であることからまたrestartしまーす。


病院の中庭より。
見事な岩鷲山!今年は豊作だ。