次の木曜、実家に帰ることになった。
慌ただしくて実感がわかなかったけど、
今日、家電を処分したら急に悲しくなってしまった。
私の30代はこのマンションと共にあった。
何度もここから旅に出て、ここにただいましてた。
在宅で働いてたこともある。
数えきれないほど友達と飲んだ。
愛知の友達が、アポなしで来て仰天した事もあった。
仕事がハードだったときは、一人で暮らすのに疲れたとも思ったし、
体調を崩したときは、孤独死に怯えた。
自分で生活する楽しさ、大変さ。
一人でいる気楽さ、淋しさ。
そんな苦楽を、ここで過ごしてきた。
青春の一ページが、今まためくられようとしてて、胸の辺りがチクチク痛む。