行きつけのコンビニに、好きな店員さんがいる。
特別愛想が良いわけでも、接客が丁寧なわけでもないが、
いついかなるときも変わらない対応。
「ありがとうございまーす」
と、独特のイントネーションも判で押したように変わらない。
皆勤賞取れるほどに通いつめている私にも、馴れ合うことなくどのお客さんとも変わらない。
その変わらなさが、無性に安心するのだ。
さっき、タバコを買いに行った。
レジへ行く直前、目線をタバコの方へ向けただけで、私の吸っているタバコをなにも言わず用意してくれた。
たまに2つ買うことも見越して、2つ。
思わず笑顔を向けたが、これまたいつもと変わらぬ表情で淡々とレジを打つ。
笑顔を見てみたい気もするが、この変わらぬ淡々とした対応が、私は嬉しい。