定時帰りの道程で、
上ノ橋の擬宝珠の向こうから聞こえる水音にふと足を止める。

この寒さに不似合いな涼やかさと
染みるような冷たさ

何故だか少し混乱する町中で聞く川のせせらぎ。


深呼吸深呼吸。