宮古市から盛岡市までを繋ぐ106号線。大好き。
仕事の関係で月1回は通っているから、季節の移り変わりが良く分かる。
今日は一人だったのでバイクで行ってみた。
眼前から聳え立つ山のドレープ、
日差しに馴染んで蒸せ返る木々に眩暈を覚える。
鼻先を擽る芳香の中、刺すように太陽を反射する川面がキラキラ。
深い木漏れ日。
夏の予感がここまで来てる。
全てが最盛へ向かっているのに、どこか取り残されたような喪失感。
何かを何処かに置き忘れてきている気がする。
ああ、相棒、まだまだ不安定でごめんね。
一体何時になったら、自分一人の足で立てるのかなぁ。