こないだ年が明けたと思ったらいつの間にか年が暮れてまた明けてた…

何だこのスピード感。

でもいいぞ。このまま一気におばあちゃんになって、日がな一日縁側で庭を眺めて暮らすのだ。

などどいつまでも現実逃避の癖が抜けない訳だけど、ちょっと頭を整理してみよう。


えっと、明けたばかりと思ったら終わっていた2015年。

Q:何したか。

A:仕事


もう自分をべたべたに誉めてあげたいくらい頑張った。

ど素人なのにITのお仕事でプロジェクトに参加させてもらって、半角英数字に追われていた。

深夜まで対応しても追いつかず、休日出勤しても追いつかず徹夜しても(略)

振り落とされないように必死に食らいついて地べた這いずってしがみついて働いた。

白髪がぶわっと増えて、図らずも一歩おばあちゃんに近づいた模様。


ネタも一つ。今冬初めて雪が積もった日、出勤途中にバイクでこけた。

早く仕事に行かなきゃって、判断能力がバカになっていたとし思えないが、

雪が降って真っ白になってるの見えてたのになぜか「イケル…!」と思ってしまった。

水分を含んだボタン雪はみるみる積もって、ちょっとしたカーブに差し掛かったところで、相棒、横になってた。

でもバカになってた私はけがも相棒の故障も念頭になく、「仕事に遅れる!」と近くにあった見知らぬ会社に突然押しかけ、相棒を置かせてもらって直ぐに出社。
(この会社の方々には本当に親切にしてもらって感謝してもしきれない)

満身創痍で早く帰りたかったが仕事終わらず午前2:00ようやく退社。

そんな時間なのに、よぼよぼになっている私を心配して姉が迎えに来てくれた。

次の日は謎の筋肉痛に見舞われ(しかも休日出勤)本当におはあちゃんみたいだったな。

そんなこんなで年の暮れ、プロジェクトは終結し、地獄のバグ修正は終わった。

そして、けつかっちんで新しい案件に抜擢されて、まるでやり手のキャリアウーマンみたいに東京に出張に行った。

出張先でクライアントとおしゃれなランチをいただいたりして、疲れたけど今どきのOL気分で優越感に浸った。

帰りの新幹線で食べた駅弁に当たってひどくお腹を壊すおまけがついたけど。

そうして、新しい案件と腹痛に四苦八苦しながら2015年が暮れて、2016年が明けた。


張りつめて張りつめて、「ゴム伸びきってるな~…」と思っても休まる時間もなく、

ふと気づいたら、無いものばっかり数えてた。

「時間がない」「余裕がない」「体力がない」「気力がわかない」


「もう、頑張れない」



一気に老け込む私を家族がとても心配して何度も手を差し伸べてくれた。

離れて暮らしてても家族が寄り添ってくれた。

そしてたった一言で、溺れかけた私を岸まで運んでくれた友人たち。

もう足を向けて寝られない。

今私が持っているもの。

後、何が必要?

欲しいものじゃなくて、無いものじゃなくて、持ってるものは?


あれ不思議。何か他にはあまり無いように思えるなあ。



あ、でも今年こそは彼氏欲しい。

過労ダイエットにも成功したしぃ。