日が沈むのが随分早い。
基本夕方から仕事の私の出勤時には、夕暮れが見れる日が多い。
幸いにも、私の職場は自宅から南東にあり、晴れていれば大体が夕日を眺めながら出勤出来る。
色付いた太陽に染められた雲が、時にはオーロラみたいだったりして、
『仕事』っていう義務の中に、非日常を送り込んでくる。
そんな空を見るといつも思う。
私が今居るこの場所も宇宙なんだ…と。
小さく凝り固まって、ここが全てになってしまいがちだけど、夕日を見ると思い出す。
宇宙があって銀河系があって、その中のちっちゃい太陽系の中のちっちゃい地球。
の中のちっちゃい日本の中の、ここはほんの一部。
地球は、科学の発展によって随分有限になってきたけど、まだまだ世界は無限だなぁ、、
なんてちょっとした現実逃避ほどに美しい夕陽なんだけれど、
いかんせんぎりぎりに家を出るから、まだ写真には撮れていない。