本日バッテリー交換に出していたMac Bookが戻って来た。

 

この間、約1週間のIT断捨離となったが、これほど辛いものとは思わなかった。

なにしろ我が家にはテレビがない。天気も悪かったので外出もままならない。本を読むか、CDで音楽を聴く位しかできることがなく、予備のPCをもう一台持っておくべきだったと強く思ったところだ。

そこで、iMacも買おうと決意したのだが、こちらはAppleとの長年のご縁が切れてしまった格好(詳細は後述)。

 

世間との繋がりはiPhoneだけが頼りだった。しかしバッテリーが持たないので、アプリの利用は1日2時間までと決め、それ以外の時間は読書に勤しんだ。7/7(日)の都知事選開票結果から昨日のトランプ大統領候補暗殺未遂事件まで、すべてiPhoneで知った。

 

iPhone (X pro)はバッテリー交換時期をとうに過ぎている。7/12にApple Storeに持ち込みバッテリー交換に出したところ、別の不具合も見つかり本体交換(約8万円)との見積もりになった。iPhoneは現在の状態でも下取り可能であるのは確認できたので、現行機種を恐る恐る使い続け、次回故障またはバッテリー完全停止になれば、買い替えると決めた。おそらく持って半年だろう。その頃に新製品(iPhone16)が出ていることを期待する。

 

MacBook Proバッテリー交換の履歴

特段の問題なく進捗した

 

7/7(日) 夜、最寄りのApple Storeに持ち込み、修理に出す

7/10(水) Appleリペアセンター到着、修理開始との連絡

7/12 (金)Appleリペアセンターより修理完了との連絡

7/14(日) 夜、Apple Storeから受取可能との連絡

7/15(月) 朝、Apple StoreにてMacBookを受取り

 

iMac購入の挑戦履歴

6/25(火)Apple Store(Web)で注文→NG(カードの有効期限切れ) →Apple ID画面でカード情報を更新 →情報が注文画面に反映されず →Apple Supportに電話連絡し、本人確認を受ける必要があるところを、電話せず

 

ここまでは別記事に記載した。

 

7/8(月)午前、Apple Store(コールセンター)に1回目の注文→NG

(Apple内のオーソリでエラー、6/25注文時のエラーが残っていた模様) →Apple Support(コールセンター)に電話。オペレータによるロック解除はできないが、暫く経てばロック解除されるとのオペレータ様説明。→1時間ほど間を空けて、再度Apple Store(コールセンター)に電話し、注文を試みるが、原因不明のエラーで注文完了せず、キャンセル。

2回目注文の15分後にカード会社から第三者による不正利用の可能性検知とのメールが届く。

 

 

遂にカード犯罪者に認定されたかと独言ち、カード会社に連絡。

 

当該取引は第三者による不正利用ではなく本人による取引であることを伝え、念のため、過去の支払い履歴、限度枠の確認と本人へのフィードバックを要請する。

 

カードの延滞は過去に遡ってもなく、カードの利用限度枠もファミリーカーを一括払いで買える位はあることを確認。オーソリのロックはすぐに解除された。

 

 最近の購買パターンから外れたものを買おうとしたため、不正検知のしくみに引っ掛かったのではないかとのオペレータ様コメント。そこで、近々20-30万円程度のIT機器購入予定があることを伝え、オーソリのパターンに反映していただけるよう要請。

 

購買パターンはご指摘の通りだ。この1ー2年は近所のスーパーで食料品を買うか、Amazonで小物を買う位しか使っていなかったから、確かに価格帯、商品分野、リピート頻度のどれを取っても購買パターンから大きく乖離する。昨今のクレジットカードを使った犯罪多発の状況を鑑みるとやむを得ないが、今後もオーソリ強化の方向で進むだろうから、高額商品、転売が容易な商品はますます買いづらくなっていくだろう。

 

再度、Apple Store (コールセンター)に電話する。が、またも注文時エラー(Apple内のオーソリでエラー)。

 

またApple Supportに電話してオーソリのロックを解除して貰わねばならぬのかと、遂に心折れ、iMac購入を断念した。

 

 

1)Appleの不正検知は、一度カード会社側でNGになるとそれに連動してロックされ、Apple Supportに電話して解除してもらっても暫くの間は信用度が下げられる模様。

 

2)Apple側のオーソリに関する確認や解除要請は、Apple Store(Web/コールセンター)ではなく、Apple Supportに連絡する必要があり、注文をキャンセルして電話を繋ぎ直してもらわなければならない。

 

3)Apple Storeのオペレータは1回のコールで完結できなかった場合は、同一オペレーターが引き続きその注文を担当できない仕組みになっている。これは内部統制上は大変良くできた、コールセンターオペレータによる不正を防ぐための仕組みなのだが、この罠に引っ掛かった顧客はたまったものではない。

 現役時代は統制する側の立場だったから、現場に厳重な統制を求めて来た。が、厳重な統制の仕組みは、時として顧客に二度と買うものかと強い怒りを与えるものだということを身を持って体験した(笑)。

 

4)信用情報の更新はApple Store(Web/コールセンター)側でもApple Support側でもオペレータが変更することは出来ないと説明を受けた。つまり、何かApple製品を買おうと思ってWebまたはコールセンターで注文する際に、どこか一箇所でも誤りやエラーが起こると暫くは買えなくなるということだ。これもオペレータの不正を排除するという内部統制の観点から見るとよくできた仕組みだ。

 

しかし、私は不正な取引を疑われ、暫くはApple製品を買えないという結果になった。

 

そこで

 

世間との繋がりをPCのみに頼っている身としては、PCがないのは本当に困る。今回のような事は今後も起こり得るだろうから、予備機は必要だ。

 

7/16-17にAmazonのPrime Dayがある。Mac Bookは修理完了して戻って来た訳だから、予備機はWindows機を購入する。i5-14400, 16G-mem, 500G-SSDで15万円位、ディスプレイとキーボードを足しても17-8万円。同等性能のiMacよりも圧倒的に安い。

 

現在のMac Bookは何事もなければあと2-3年は使えるだろうから、その頃にMac Book Airに買い換えればよい。

 

一連の出来事で決心が付いたのは、最近決断力が落ちていた私にとって良かったかもしれない。

 

(了)